3.2.4 顔認証設定

以下の設定画面で顔認証設定をタップします。

顔認証設定画面について説明します。

説明のため予め顔認証はONに設定されていますが、初期設定ではOFFになっております。ONにするには、予め3.2.3 温度検知設定の温度検知モードをシングルモードに変更するか、温度検知をOFFに設定してください。

①顔認証:被写体の顔認証のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。尚、顔認証を行うにはSenseLinkにて予め顔情報を登録する必要があります。詳細については、SenseLinkユーザーマニュアルの6 登録者管理を参照してください。

顔認証に必要な最低輝度は0.5luxです。そのため、0.5luxより高い周辺輝度の環境で顔認証を実施してください。

②認証モード:シングル認証と複数人認証の切り替えが可能です。それぞれのモード選択時、他の設定項目の選択可否は以下の通りです。

認証モード

顔認証距離

温度検知機能

生体認証機能

シングル認証

顔認証距離の設定値

有効

有効

複数人認証

2.0m

無効

無効

③生体検知セキュリティ閾値:生体かどうかを検知する際の閾値を手動で入力するか、オフ(閾値100%)、低(閾値98%)、中(閾値95%)、高(閾値90%)から選択することができます。初期設定値は低です。閾値が低いほど生体検知の精度が高くなります。

④顔認証閾値:顔認証する際の本人を認証する閾値を手動で入力するか低(閾値80%)、中(閾値90%)、高(閾値92%)から選択することができます。初期設定値は高です。閾値が高いほど顔認証の精度が高くなります。

⑤認証完了後、名前を表示:顔認証が完了した被写体の名前を顔認証結果の画面上に表示します。

⑥顔認証距離:顔認証を行う際の距離を設定することが可能です。初期設定値は1.5mです。

⑦連続認証許可間隔:同じ人物の顔認証を繰り返し連続で実施する際の、認証間隔を設定することが可能です。初期設定値は3秒です。

⑧認証完了後、写真表示:以下の設定が可能です。初期設定値は顔写真表示です。

設定項目

内容

顔写真非表示

顔認証​時、SenseLinkで登録した被写体の写真を表示しません。

顔写真表示

顔認証​時、SenseLinkで登録した被写体の認証写真を表示します。

パーソナリティー写真表示

顔認証​時、SenseLinkで登録した被写体の表示写真を表示します。

⑨マスク着用検知:マスクを着用した被写体の顔認証を行う機能のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。

⑩マスク未着用アクセス拒否:マスク未着用を検知した場合、ドア解除信号の出力を禁止する機能のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。

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