PoE(LANケーブル)使用時

事前の組み立て時には本製品のスタンド内に予めLANケーブルを通し、スタンドの下部からLANケーブルが出るようにしておいてください。

以下の手順ではPoEインジェクターを用いていますが、PoEスイッチでもご利用いただけます。

本製品は各電源の規格に準拠しており、消費電力は最大24Wです。各製品の消費電力については、製品仕様書をご確認ください。PoEインジェクター・PoEスイッチは、PoE+規格対応のものを選定してください。またPoEスイッチに複数の機器を接続する場合は、最大供給電力を超過しないように留意してください。

以下の内容が表示される場合は、PoEインジェクター・PoEスイッチ側の給電電力を最大30Wまで変更いただくことで、本デバイス側に正しく電力供給が可能となります。

<電源の入れ方>

1. PoEインジェクターをコンセントに繋ぎます

2. LANケーブルをインジェクターに繋ぎます。

PoEインジェクターの「PoE/DATA」と記載のポート(下記図①)に接続してください。(ポートが複数ある場合は「PoE」と記載のあるポートのいずれかに接続)

3. 起動画面が表示されます

SensePassの場合は、以下の画面が表示されます。

SenseThunder-Miniの場合は、以下の画面が表示されます。

SenseThunder-Airの場合は以下の画面が表示されます。

SenseThunder-Eの場合は、以下の画面が表示されます。

起動画面が表示されない場合は、以下をご確認ください。

  • コンセントに電源プラグがしっかりと差し込まれているか

  • LANケーブルが、PoEインジェクターの正しいポート(PoE表示)に差し込まれているか

  • PoEインジェクターに、電源アダプタがしっかりと差し込まれているか

  • PoEインジェクターに、通電ランプが点灯しているか

  • デバイス背面に、LANケーブルがしっかりと差し込まれているか

  • それでも自動的に起動画面が表示されない場合は、USBポート左部にあるピンホールド式電源ボタンを数秒間押下してください

4. デバイスの起動が完了すると、温度測定画面が表示されます

画面右下にサーモグラフィが表示されるまで、数十秒かかる場合があります。

サーモグラフィが表示されない場合は以下をご確認ください。

  • サーモカメラの保護フィルム・保護カバーをはがし忘れていないか

  • USBケーブルが抜けていないか

  • システム設定の「サーモグラフィ表示」がOFFになっていないか

温度検知画面で温度検知ができることを確認します。

サーモカメラは、温度検知特性が安定するまで約5〜15分ほどかかります。温度検知を実施する場合は、電源を入れてから15分ほど時間を置いてから温度検知を行うことを推奨します。

<電源の消し方>

終了時には以下のどちらかの方法で電源を消します。

1. PoEインジェクターから、LANケーブルを抜きます。

2. PoEインジェクターの電源プラグを、コンセントから抜きます。

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