6.2 故障かな?と思ったら

1.確認項目

<通年を通して確認いただくこと>

6.1 正しい温度検知のためのガイドラインを再度ご確認ください。

少し時間を置いてください。

デバイスの起動後5〜15分程度は温度測定結果が安定しない場合があります。

設定を確認してください。

温度検知距離設定は実際の温度測定距離と合っていますか?

温度検知距離の設定項目については3.2 設定項目の説明の⑦を参照ください。

高さや向きを確認してください

顔が画面中央に来るようにしてください

サーモ画面を確認してください。

背景に明るい部分=熱源が映っていませんか?

<夏季期間中に確認いただくこと>

前髪を上げて額で測定してください

髪の毛が熱いまま(室内温度に慣れる前)に測定すると、温度が高く表示されることがあります。この場合、前髪を上げて額で測定すると改善します。

<夏季・冬季期間中に確認いただくこと>

設置場所の室温が15℃〜25℃になっているかを確認してください。

上記室温範囲外でご利用された場合、サーモグラフィーカメラの特性上、温度検知精度が低下し、異常な高温もしくは低温が検知されることがあります。

特に著しく低い室温でご利用されると、異常な高温が測定される場合がありますが、故障ではありません。

異常な温度測定結果が頻発する場合は、6.1正しい温度検知のためのガイドラインに沿って、設置環境の見直しをしてください。

2.カメラの傾きの確認

特定の人物に依存せず、温度が明らかに低く表示されたり、計測ごとの誤差が大きい場合は、サーモカメラのネジが緩んでいないか、サーモカメラがデバイスに対して傾いていないかをご確認ください。

サーモカメラがデバイスに対して傾いていると温度取得箇所にずれが生じてしまい、精度に影響が生じます。

チェック箇所

下記2箇所のネジが緩んでいないかご確認ください

緩んでいてカメラが傾いている場合は、以下に図示されるように垂直になるように締め直して下さい。

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