顔認証設定

以下の設定画面で、「顔認証設定」をタップします。

顔認証設定画面について説明します。

初期設定では、顔認証はOFFです。

SenseThunder-Airで顔認証設定をONにする場合は、予め温度検知設定[ Airのみ ]の温度検知モードをシングルモードに変更するか、温度検知をOFFに設定してください。「温度検知モード」が複数人モードに設定されている場合、顔認証の設定は有効になりません

①顔認証:顔認証のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。なお顔認証を行うには、SenseLinkにて予め顔写真の登録を行う必要があります。 詳細については、SenseLinkユーザーマニュアルの6 登録者管理を参照してください。

顔認証に必要な最低輝度は0.5luxです。そのため、0.5luxより高い周辺輝度の環境で顔認証を実施してください。

② [ E/Airのみ ] 認証方式

シングル認証と複数人認証の切り替えが可能です。それぞれのモード選択時、他の設定項目の選択可否は以下の通りです。

認証モード

顔認証距離

温度検知機能

生体認証機能

シングル認証

顔認証距離で設定した値

有効

有効

複数人認証

2.0m

無効

無効

■シングル認証と複数人認証の違い

シングル認証

被写体を1人ずつ認証します

複数人認証

一度に5人までの被写体に対して、連続して顔認証することが可能。 デバイスに近い人から順番に認証をします(同時認証ではありませんので、ご注意ください)

※温度検知、生体検知は同時に使用できないため、自動的に無効化されます。

シングル認証と複数人認証は、SenseThunder-E/SenseThunder-Airで対応する機能です。

③顔認証しきい値:顔認証する際の本人を認証するしきい値を手動で入力するか、低(しきい値:80%)、中(しきい値:90%)、高(しきい値:92%)から選択することができます。初期設定値は中です。しきい値が高いほど、顔認証の精度が高くなります。

④顔認証距離:顔認証を行う距離を設定します。初期設定値は1.5mです。

⑤認証成功時アクセス許可:ONに設定すると顔認証成功時にドア解除信号を出力します。OFFに設定すると、顔認証成功時にドア解除信号は出力されません。

⑥認証失敗時アクセス許可:ONに設定すると顔認証失敗時にドア解除信号を出力します。OFFに設定すると、顔認証失敗時にドア解除信号は出力されません。

⑦同一顔の認証間隔:顔認証を連続して行う際の検知タイミングの時間間隔を設定します。初期設定値は3秒です。

⑧試験的な機能:ONにすると、顔認証時に本人認証精度を向上させることがができます。ただし、他人を誤って受け入れてしまう確率もわずかに増加します。

「試験的な機能」をONにした後にOFFに戻すと、認証率が変動する場合があります(本人認証率と誤認証率は低下し、本人拒否率は上昇します)。

⑩カスタマイズ設定:顔認証が行われた際に、デバイスの画面に表示されるメッセージや、記録するレコード先を設定します。

設定例:メッセージや色、発生する音声の種類を設定できます。

デバイス側では、日本語の入力はできません(英数字のみ)。 カスタマイズ設定の文言を設定する場合、デバイスに接続されたSenseLink上で行う必要があります。方法については、SenseLinkでの各種文言変更方法を参照ください。

⑪生体検知セキュリティしきい値:生体かどうかを検知する際のしきい値を手動で入力するか、オフ(しきい値100%)、低(しきい値98%)、中(しきい値95%)、高(しきい値90%)から選択することができます。初期設定値はオフです。しきい値が低いほど生体検知の精度が高くなります。

⑫マスク着用検知:マスクを着用した被写体の顔認証を行う機能のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。

⑬マスク未着用アクセス拒否:⑪マスク着用検知がONとなった場合に表示されます。マスク未着用であること検知した場合、ドア解除信号の出力を禁止する機能のON/OFFを設定します。初期設定値はOFFです。

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