顔認証しきい値の設定
精度の高い顔認証が必要な場合の設定について
しきい値の設定を高くすると、認証時に本人拒否率が高まります。そのため、顔認証時に以下の状況が想定されるような場合、「しきい値を高め」に設定することを推奨します。
1. 子供や老人の顔認証を行う場合 2. マスク着用時でも、厳格な個人認証が必要な場合
上記の状況で認証を行う場合は、下表を参考にしきい値を設定・運用してください。しきい値の設定方法については、顔認証設定の「顔認証しきい値」を参照してください。
しきい値 | 推奨する利用状況 | 注意点 |
94 | マスク着用時でも非常に厳格な個人認証が必要な場合 認証対象者が子供、もしくは老人の場合 | ・証明写真並みの明瞭さを備えた、極めて高精細な 顔画像の登録が必要 ・複数回連続して本人拒否が発生する事があるため、ICカードなど別の認証手段との併用が必要 |
92 | 厳格な個人認証を重視する場合 | ・高精細な顔画像の登録が必要 ・マスク装着時に認証失敗した際、複数回の試行や、 マスクの取り外しが必要な場合がある |
90 | 円滑な個人認証を重視する場合 | ・まれに他人受入が発生する場合がある |
85 | 認証行為を示す事が重要な場合 (部外者が自由に出入りする事を 抑止する目的など) | ・他人受入の発生を許容する必要がある |
しきい値の初期設定は「90」です。
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