インストール前の準備
インストールパッケージのコピー
デプロイの際に完全なインストールパッケージを入手しているはずですが、まだ入手していない場合は、付録: インストールパッケージの作成 を参照して、インストールパッケージを作成してください。
インストールパッケージをデプロイメントクラスタのシードマシンにコピーします。通常、シードマシンは、第 1 の Diamond ホストです。以下のコマンドを実行して、インストールディレクトリを準備します。
クラスタ情報の確認
手動モードで Diamond をインストールする場合、クラスタ全体のホスト情報を確認する必要があります。 /data/diamond/configure/pre_flight.sh
にあるスクリプトを使用してすべての関連情報を収集すると、簡単に確認できます。パラメータとして、マシンの IP アドレスをスペースで区切ってスクリプトで指定すると、マシンに関する情報が収集されます。収集されたクラスタのホスト情報が以下の要件を満たしている必要があります。
項目 | Diamond ホスト | ワークマシン |
マシン名 | /etc/hosts で IP マッピングを設定 | 同左 |
OS のバージョン | Ubuntu 18.04 / CentOS 7.4 | Ubuntu 16.04 / CentOS 7.4 |
搭載された Python バージョン 2 | 2.7.15+ | 2.7.12 |
Diamond パブリックキーの設定 | authorized_keys に追加 | 同左 |
DNS 設定 | IP を正確に解決できること | 同左 |
ディスクボリューム | システムディスク | システムディスクおよび 1 基以上の Ceph ディスク |
システムディスクのサイズ | 100GB+ | 50GB+ |
GPU カード | - | サービスに基づき GPU カードを設定 |
ネットワークカード | IP と MAC アドレスを表示 | IP と MAC アドレスを表示 |
CPU | 4 コア以上 | 4 コア以上 |
メモリ | 16GB 以上 | 16GB 以上 |
APT のアップデート | アップデート時にエラーが発生しないこと | アップデート時にエラーが発生しないこと |
実行中のスクリプトが終了すると、cluster-info.log
が生成されます。 cluster-info.log
で収集された情報を精査し、すべての条件がみたされているかを確認します。
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