付録2:Diamond Yaml ジェネレータのローカル実行

プラットフォームのインストールで成功の鍵を握るのが yaml 設定ファイルです。このファイルを手動で作成するのは大変な作業です。 そのため、Diamond パッケージには、ユーザがウィザードページで順を追って yaml 設定ファイルを作成することができる http サービスが用意されています。このサービスは Docker コンテナに実装されており、Docker 環境であればどこでも実行できます。以下の手順に従って、ローカルでサービスを設定します。

  • Ubuntu / CentOSホストが以下の要件を満たしているかを確認します。

    • Ubuntu のバージョンが 18.04 または 16.04 (CentOSのバージョンが7.4)

    • 8002 番ポート経由でブラウザからアクセス可能 (8002 番ポートは下記のコマンドで変更可能)

    • Docker 環境が設定されていること。設定されていない場合は、ホストでapt install docker.io を実行

  • yaml ジェネレータの Docker イメージを /data/diamond/shells/diamond-wizard-image-2019-10-13.tar から上記ホストにコピーします。

  • 以下のコマンドを実行して、Docker イメージを解凍してホストにロードし、http サービスを開始します。

# untar and load docker image
$ docker load -i /path/to/docker/diamond-wizard-image-2019-10-13.tar
2db44bce66cd: Loading layer [==================================================>]  72.48MB/72.48MB
3bb51901dfa3: Loading layer [==================================================>]  57.32MB/57.32MB
509a5ea4aeeb: Loading layer [==================================================>]  3.584kB/3.584kB
1a28e4bda5d2: Loading layer [==================================================>]   9.99MB/9.99MB
Loaded image: diamond-wizard:v1.0

# start http service
$ docker run -d -p 8002:80 diamond-wizard:v1.0
5899f9cd3fe229528b077a4473752d7ba95e788779a36bab20d9c360e7490aa5
  • docker run コマンドを実行すると、Docer ID が返されます。この ID は、Docker コンテナを削除する際に使用します。

  • ブラウザを開き、http://hostIP:8002/installation-wizard/ に移動すると、Diamond インストール yaml 生成ウィザード ページが表示されます。

  • Diamond v1.4.3 を選択し、ウィザードに従って diamond.yaml コンテンツを生成します。

  • コンテンツを Diamond ホストの /data/diamond/diamond.yaml にコピーし、既存のファイルコンテンツを置き換えます。

  • 上記の手順が完了したら、以下のコマンドを実行してサービスを削除します。

# stop service container
$ docker container stop 5899f9cd3fe229528b077a4473752d7ba95e788779a36bab20d9c360e7490aa5
5899f9cd3fe229528b077a4473752d7ba95e788779a36bab20d9c360e7490aa5

# remove service container
$ docker container rm 5899f9cd3fe229528b077a4473752d7ba95e788779a36bab20d9c360e7490aa5
5899f9cd3fe229528b077a4473752d7ba95e788779a36bab20d9c360e7490aa5

# remove docker image
$ docker image rm diamond-wizard:v1.0
Untagged: diamond-wizard:v1.0
Deleted: sha256:02ea5e33b699fb98325210faa809ebb2904cd9d4ed6f9b2b2527bf2ea4beacdc
Deleted: sha256:4904fa59a60392d5b15236de1d945c3546840615956b107d26ad60ec3e3a2fdc
Deleted: sha256:301c5d89cad94a6a99703841b021cf7df4326d2f14715c52b4b27893b13e02c0
Deleted: sha256:c3172409dcf95530cce7aad6a4c16a476fec9c43ac38426e9487b43efd246357
Deleted: sha256:2db44bce66cde56fca25aeeb7d09dc924b748e3adfe58c9cc3eb2bd2f68a1b68

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