9 イベント管理
認証レコードやアラートなど様々なイベントを管理する管理について記載されています。
最終更新
SensePass GE V1.2.1、SensePass GE V1.2.3ではイベント管理機能勤怠管理はサポートされません。
ナビゲーションメニューの①「Event Management」→②「Recognition Records」をクリックしてください。顔認証レコードの一覧が表示されます。
以下の情報が顔認証レコードとして記録されます。
項目 | 概要 |
Snapshot | 認証時にデバイスが撮影した写真。一覧では顔部分のみ表示されますが、ホバーすると全体が表示されます。 |
Recognized photo | 登録者情報に認証用顔写真として登録された写真。 |
ID photo | (サポートされない項目です) |
Name | 登録者氏名 |
Identity | 登録者タイプ |
Verification Method | 認証方法。現在 Face (顔認証)のみサポートされています。 |
Group | 登録者グループ |
Direction | 認証方向 |
Device name | デバイス名 |
Abnormal type | 異常検知タイプ。サポートされる異常検知タイプは以下です。 その他の異常検知タイプはサポートされません。 |
Misidentification type | 誤認証タイプ。誤認証タイプは別表: 誤認証タイプをご参照ください。誤認証レコードの管理方法については次章をご参照ください。 |
Time | 認証時刻 |
Mask wearing | マスク着用検知結果 |
Body Temperature | 温度検知結果 |
誤認証タイプ | 概要 |
Misjudged as Others | 登録者が他の登録者として認証された場合 |
Misjudged as Strangers | 登録者が未登録者として認証された場合 |
Misjudged as Non-living | 写真やビデオ、3Dマスクなどによるなりすましではないのに生体認識の結果なりすましであると認識された場合 |
Stranger Breakthrough | 未登録者が登録者として認証された場合 |
Non-living breakthrough | 写真やビデオ、3Dマスクなどによるなりすましなのに、なりすましではないと認識された場合 |
検索機能として登録者タイプ、認証方法、誤認証タイプ、異常検知タイプ、登録者グループ、認証期間、デバイス、登録者名があります。 検索項目を選択し、Searchボタンをクリックしてください。検索結果が表示されます。
SenseLinkのユーザーは、認証レコードを確認し、認証結果が誤りだと判断した場合に誤認証のタグをレコードに付与して管理することができます。
誤認証には以下のタイプがあります。
誤認証タイプ | 概要 |
Misjudged as Others | 登録者が他の登録者として認証された場合 |
Misjudged as Strangers | 登録者が未登録者として認証された場合 |
Misjudged as Non-living | 写真やビデオ、3Dマスクなどによるなりすましではないのに生体認識の結果なりすましであると認識された場合 |
Stranger Breakthrough | 未登録者が登録者として認証された場合 |
Non-living breakthrough | 写真やビデオ、3Dマスクなどによるなりすましなのに、なりすましではないと認識された場合 |
誤認証タグを付与する認証レコードのsnap shotをホバーしてください(①)。写真全体が表示され、写真の下部に「Mark misidentification」が表示されるのでクリックしてください(②)
誤認証タグ付与画面が表示されます。誤認証タイプを選択肢、必要であればRemark欄に特記事項を記入しSubmitボタンをクリックしてください。
「This operation cannot be recovered. Confirm mark?」(この操作は取り消ししません。タグを付与しますか?)のメッセージが表示されます。Confirmボタンをクリックしてください。
誤認証タグを付与した認証レコードのMisidentification Type欄に、付与した誤認証タイプのタグが表示されていることを確認してください。
登録者別に顔認証レコードを管理することができます。 ナビゲーションメニューの①「Event Management」→②「Recognition Statistics」をクリックしてください。登録者別の認証レコードの概要が表示されます。登録者の認証レコードの詳細を確認する場合は、Operation欄のDetailをクリックしてください。
Recognition Record(顔認証レコード)ページに遷移し、、選択した登録者のみの認証レコードが一覧で表示されます。
現在、監視(ナビゲーションメニューの「Event Management」→「Monitoring」)はサポートされていません。
デバイスが検知した様々なアラートを管理することができます。なお、SensePass GE V1.2.1、SensePass GE V1.2.3で発生したアラートの管理はサポートされません。
アラートタイプ | 概要 |
Tamper Alarm | 盗難アラート。デバイスにある盗難アラートボタンが押された場合に発生します。 |
Door Force Alarm | ドア・ゲート強制突破アラート。通行者が規定の方法以外でドアまたはゲートの通行(突破))たことを検知した場合に発生します。デバイス側でGPIO端子によるドア開閉センサーの設定がされている場合のみ有効です。 |
Doorsensor Timeout | ドアセンサータイムアウト。デバイスの設定項目「Door Open Time」の設定時間内にドアの開閉を終えない場合に発生します。デバイス側でGPIO端子によるドア開閉センサーの設定がされている場合のみ有効です。 |
Password cracking | パスワードクラッキング。パスワードの入力を5回間違った場合に発生します。不審者による不正ログインを検知できます。 |
Offline Alert | オフラインアラート。デバイスがオフラインになった場合に発生します。 |
Bluetooth Battery Low | (サポートされない機能です。利用できません。) |
Thermal Imager Abnormal | SenseThunderのサーモグラフィカメラ部分の接続に不具合がある場合に発生します。 |
Camera Blurred | デバイスのカメラ部分の汚れ等により認証ができない場合に発生します。 |
Non-living Attach | 写真やビデオ、3Dマスクなどによるなりすましを検知した場合に発生します。 |
Fire alarm | 消防アラート。デバイス側でGPIO端子による消防アラートシステム等との接続設定がされている場合のみ有効です。 |
Face feature extraction failed | 特徴量抽出エラー。顔認証時にデバイスが顔特徴量の抽出に失敗した場合に発生します。 |
ナビゲーションメニューの①「Event Management」→②「Device Alarm」をクリックしてください。デバイスアラートの一覧が表示されます。
検索機能として日付、デバイス、アラートタイプ、アラートのステータスがあります。検索項目を設定し、Searchボタンをクリックしてください。検索結果が表示されます。
アラートの確認後、アラートを解除することができます。
アラートが発生中の場合、アラート一覧のAlarm Status(アラートステータス)がAlerting(アラート発生中)となります。
解除したいアラートの「Remove Alarm」(アラート解除)ボタンをクリックしてください。 アラートのステータスがAlerting(アラート発生中)からReleased(解除完了)になります。
顔認証レコードの一覧をExcelファイルをエクスポートすることができます。写真はエクスポートできません。 ナビゲーションメニューの①「Event Management」→②「Recognition Records」→③「Export」をクリックしてください。
「Please Select Extras Field」のメッセージが表示されます。追加エクスポート項目を選択してConfirmをクリックしてください。
エクスポート項目は以下です。
項目名 | 概要 | デフォルトエクスポート項目 |
Name | 登録者名 | Yes |
Identity | 登録者タイプ | Yes |
Group | 登録グループ | Yes |
Direction | 方向 | Yes |
Device | デバイス名 | Yes |
Time | 認証日時 | Yes |
Verification method | 認証方法 | Yes |
IC Card No.(Read by device) | (サポートされない機能です。利用できません。) | Yes |
ID Card No.(Read by device) | (サポートされない機能です。利用できません。) | Yes |
Abnormal Type | 異常検知タイプ | Yes |
Phone Number | 携帯電話番号 | No |
Department | 部署 | No |
Position | 役職 | No |
Employee Number | 従業員番号 | No |
User's IC Card Number | ICカード番号 | No |
Eメールアドレス | No | |
User's ID Card Number | (サポートされない機能です。利用できません。) | No |
Body Temperature | 温度検知 | No |
Wear Mask or Not | マスク | No |
「Excel file be encrypted, password is your current account.」(Excelファイルは保護されます。パスワードは現在ご利用中のアカウントです)というメッセージが表示されます。
Confirmボタンをクリックすると顔認証レコードが記載されたExcelファイルがご利用中のPCのダウンロードフォルダに保存されます。
ファイル名は registration_record_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_.xls です。[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]は認証レコード一覧検索で設定された開始日時と終了日時が指定されます。
ファイルを開く際にパスワードを求められます。パスワードはファイルエクスポート時にログイン中のアカウントです。
登録者別顔認証レコードのサマリーをExcelファイルにエクスポートすることができます。写真はエクスポートできません。 ナビゲーションメニューの①「Event Management」→②「Recognition Statistics」→③「Export」をクリックしてください。
「Please Select Extras Field」のメッセージが表示されます。追加エクスポート項目を選択してConfirmをクリックしてください。
エクスポート項目は以下です。
項目名 | 概要 | デフォルトエクスポート項目 |
Name | 登録者名 | Yes |
Identity | 登録者タイプ | Yes |
Group | 登録グループ | Yes |
First Pass | 初回認証時間 (検索期間内) | Yes |
Last Pass | 最終認証時間 (検索期間内) | Yes |
Total | 合計認証回数 | Yes |
Phone Number | 携帯電話番号 | No |
Department | 部署 | No |
Position | 役職 | No |
Employee Number | 従業員番号 | No |
User's IC Card Number | ICカード番号 | No |
Eメールアドレス | No | |
User's ID Card Number | (サポートされない機能です。利用できません。) | No |
現在は既知のバグのため、日本語でエクスポートする際に「方向」、「認証方法」、「異常検知タイプ」、「マスク着用」のカラムにデータが抽出できません。誠に申し訳ございません。今後のバージョンアップ時に修正予定です。
「Excel file be encrypted, password is your current account.」(Excelファイルは保護されます。パスワードは現在ご利用中のアカウントです)というメッセージが表示されます。
Confirmボタンをクリックすると顔認証レコードが記載されたExcelファイルがご利用中のPCのダウンロードフォルダに保存されます。
ファイル名は recognition_statistics_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_.xls です。[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]は認証レコード一覧検索で設定された開始日時と終了日時が指定されます。 ファイルを開く際にパスワードを求められます。パスワードはファイルエクスポート時にログイン中のアカウントです。