6 登録者管理
従業員、ビジター、ブラックリストの登録者の登録や削除、管理について記載されています。
SenseLinkが動作するサーバー型番ごとに登録人数上限が異なります。詳しくはインストールマニュアルをご参照の上、お客様社内の管理者へお問い合わせください。 いずれのサーバー型番を利用する場合も登録者の上限は50,000人です。50,001人以上登録できる場合がありますが、SenseLinkの動作が不安定になったり、デバイスの認証、温度検知が行われない場合があります。
6.1 登録者タイプ
SenseLinkでは顔認証の対象者を以下の登録者タイプに分けて登録・管理できます。
登録者タイプ
概要、他の登録者タイプとの違い
Employee
従業員
自社の従業員を登録・管理するためのタイプ。
従業員番号、入社日、所属部署など従業員独自の管理項目ToolKitによる複数登録
勤怠管理機能との連携
Visitor ※
ビジター
来訪者を登録・管理するためのタイプ。
期間限定のアクセス権限管理
企業名、来訪目的、受付担当者、ビジターカテゴリー(VIP/一般など)など、ビジター独自の管理項目
Blacklist ※
ブラックリスト
不審者などブラックリスト上の人物を登録・管理するためのタイプ
ブラックリスト認証時にドアオープンOn/Offの設定
ブラックリスト認証時にデバイス上に独自メッセージ表示
※ SensePass GE V1.2.1、SensePass GE V1.2.3ではビジターおよびブラックリストの顔認証をサポートしていません。
6.2 登録する認証用写真の規格
SenseLinkに登録する認証用顔写真は、以下の規格に合うものをご準備ください。なお、Face quality detection level(認証用顔写真品質チェックレベル)の設定がLowの場合は「自分の顔以外他人の顔が映っていないこと」、「写真データのフォーマットはJPEG、またはPNGであること」、「写真データのサイズが4,000,000バイト (=約3.8MB、約3,900KB)以下であること」の3点以外の顔写真品質チェックを行わずに登録が可能です。Face quality detection levelの設定方法については11.5.2項 認証用顔写真品質チェックレベルの設定 とSenseLink ToolKitユーザーマニュアルを参照してください。
3カ月以内に撮影したもの
正面、無帽、無背景
カラー写真
鮮明であること(ピントが合っていること)
明るさやコントラストが適切であること
影のないもの
背景と人物の境目がはっきりしていること
眼鏡のレンズに光が反射していないこと
平常の顔貌と著しく異ならないもの
前髪やヒゲなどにより、目などの顔のパーツや輪郭が隠れていないこと
ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
口を開けていないこと
顔部分のサイズは100×100ピクセル以上であること
写真のサイズは100×128ピクセル以上であること
顔部分のピッチ/ヨー/ロールが±20°であること
顔部分の上下左右幅を変更していないこと
写っている人物が一人のみで、他人の顔が写っていないこと
写真データのフォーマットはJPEG、またはPNGであること 写真データのサイズが4,000,000バイト (=約3.8MB、約3,900KB)以下であること
6.3 従業員の新規登録:個別登録
個別登録とは、従業員を一人ずつ登録する方法です。
登録に必要な写真および情報をご準備ください。 -
従業員の写真
従業員情報(詳細は「登録項目詳細」をご参照ください)
個別登録画面を開く
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Employee Management」→ ③「Add」→④「Single」の順にクリックすると個別登録画面が表示されます
登録項目詳細
項目
詳細
入力可能文字種、フォーマット、注意事項など
入力文字数制限
(半角換算)
最小
最大
Identification portrait※1
認証用顔写真登録
写真の注意事項は6.2節をご参照ください
-
Display portrait
※5
認証時表示用顔写真登録
JPEGまたはPNG形式、4000KB以下。
設定しない場合、Identification Portraitが認証時表示用顔写真として表示されます。SensePass V1.2.1、V1.2.3で当機能はサポートされません。
-
Name※2
氏名
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
1
30
Gender
性別
(選択肢)
-
Employee group
従業員グループ
(選択肢)
-
Telephone
※3
携帯電話番号
半角数字
+ -(半角)
入力フォーマット制限
• 先頭に+(プラス)記号、国別/エリアコード(日本の場合81)、-(マイナス)記号を記載の上、番号の入力を行なってください。
• 日本の携帯電話番号が090-1234-5678の場合、 +81-9012345678 が有効な入力値です。
• +XXX-YYYYYY形式の場合
• Xは1~10桁までの半角数字
• Yは6~17桁までの半角数字
• +、-はそれぞれ1個まで
• X、Y、+、- 合計最大20桁まで
• YYYYYYの重複がチェックされます。 例:+81-123456 と+12-123456 は同一携帯電話番号として判断し、同時に登録できません
• 中国本土の番号の場合、国別コードの入力は不要です。
6
20
Ext
外線電話番号
半角数字
-
20
Department
所属部署
(選択肢)
-
Position
役職
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
40
Employee ID
従業員
半角数字
-
20
メールアドレス
半角英数字、-._@(半角)
XX@XX.XX.XX または XX@XX.XXXの形式のみ
6
45
IC card※4
ICカード番号
半角英数字
Hexiadecima(16進数)またはDecimal(10進数)表記に従って入力
-
20
ID card
IDカード番号
(中国国籍の方が持つ番号です。サポートされない機能のため、入力しないでくだし。)
-
Working place
勤務地
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
40
Birthday
生年月日
(日付選択)
-
Age
年齢
(Birthdayから自動計算)
-
Entry time
入社日
(日付選択)
-
Custom prompt
顔認証時に表示するカスタムメッセージ
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
45
Remark
特記事項
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
200
※1 「Identification portrait」認証用顔写真登録は登録を行わず内容を保存することは可能ですが、登録を行うまで顔認証は行われません(本人が顔認証を行なっても「未登録者」として検知されます)
※2 「Name」氏名は入力必須項目です。
※3 携帯電話番号は一意である必要があります。
※3 従業員で重複する名前が存在する場合、必ず携帯電話番号を入力して管理してください。ToolKitによる複数登録や複数修正などでエラーが発生します。
※4 デバイス設定でゲート(ドア)連動でWiegand(26bit(8+16)、26bit(24)、32bit、34bit)のいずれかを選択した場合、各Wiegandの仕様を満たすICカード番号を入力いただく必要があります。各Wiegandの仕様を満たさないICカード番号が入力された場合、顔認証後のドアオープンシグナルが正常に動作しない可能性があります。ゲート(ドア)連動でのWiegandの選択に関わらず、10進数で入力ください。
※5 SensePass GE V1.2.1、SensePass GE V1.2.3ではDisplay Portrait(認証時表示用顔写真)をサポートしていません。認証時はIdentification Portrait(認証用顔写真)が表示されます。
登録内容の保存
必要な情報の入力後、ページ最下部にあるSaveボタンをクリックして登録してください。登録完了まで数秒かかる場合があります。
6.4 ビジターの新規登録
登録に必要な写真および情報をご準備ください。
ビジターの写真
ビジター情報(詳細は「登録項目詳細」をご参照ください)
個別登録画面を開く
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Visitor Management」→ ③「Add」の順にクリックすると登録画面が表示されます。
登録項目詳細
項目
詳細
入力可能文字種、フォーマット、注意事項など
最小
Identification portrait※1
認証用顔写真登録
写真の注意事項は6.2節をご参照ください
-
Display portrait※5
認証時表示用顔写真登録
JPEGまたはPNG形式、4000KB以下
設定しない場合、Identification Portraitが認証時表示用顔写真として表示されます。
-
Name※1
氏名
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
1
30
Access Period
※2
来訪期間、アクセス可能期間
(日付選択)
-
Gender
性別
(選択肢)
-
Visitor group
ビジターグループ
(選択肢)
-
Telephone
※3
携帯電話番号
半角数字
+ -(半角)
入力フォーマット制限
• 先頭に+(プラス)記号、国別/エリアコード(日本の場合81)、-(マイナス)記号を記載の上、番号の入力を行なってください。
• 日本の携帯電話番号が090-1234-5678の場合、 +81-9012345678 が有効な入力値です。
• +XXX-YYYYYY形式の場合
• Xは1~10桁までの半角数字
• Yは6~17桁までの半角数字
• +、-はそれぞれ1個まで
• X、Y、+、- 合計最大20桁まで
• YYYYYYの重複がチェックされます。 例:+81-123456 と+12-123456 は同一携帯電話番号として判断し、同時に登録できません
• 中国本土の番号の場合、国別コードの入力は不要です。
6
20
Company
企業名
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
45
Position
役職
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
40
Visit Purpose
来訪目的
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
50
Reception Staff
受付担当者
(検索および選択肢)
-
メールアドレス
半角英数字、-._@(半角)
XX@XX.XX.XX または XX@XX.XXXの形式のみ
6
45
Guest Rating
ゲストカテゴリー
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
20
IC card※4
ICカード番号
半角英数字
Hexiadecima(16進数)またはDecimal(10進数)表記に従って入力
-
20
ID card
IDカード番号
(中国国籍の方が持つ番号です。サポートされない機能です。利用できません。)
-
Birthday
生年月日
(日付選択)
-
Age
年齢
(Birthdayから自動計算)
-
Custom prompt
顔認証時に表示するカスタムメッセージ
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
45
Remark
特記事項
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
200
※1 「Name」氏名は入力必須項目です。
※1 「Identification portrait」認証用顔写真登録は登録を行わず内容を保存することは可能ですが、登録を行うまで顔認証は行われません(本人が顔認証を行なっても「未登録者」として検知されます)
※2 来訪期間外にビジターが顔認証を行なった場合、アクセス権限なしと見なされ顔認証デバイスに「通行権限なし」のメッセージが表示されます。ドアオープンシグナルは発信されず、ドア/ゲートが開きません。SenseLinkの顔認証レコードにはOut of Visit Period(来訪期間期間外)の異常検知として記録されます。
※3 携帯電話番号は一意である必要があります。
※4 デバイス設定のゲート(ドア)連動でWiegand(26bit(8+16)、26bit(24)、32bit、34bit)のいずれかを選択した場合、各Wiegandの仕様を満たすICカード番号を入力いただく必要があります。各Wiegandの仕様を満たさないICカード番号が入力された場合、顔認証後のドアオープンシグナルが正常に動作しない可能性があります。ゲート(ドア)連動でのWiegandの選択に関わらず、10進数で入力ください。
登録内容の保存
必要な情報の入力後、ページ最下部にあるSaveボタンをクリックして登録してください。登録完了まで数秒かかる場合があります。
6.5 ブラックリストの新規登録
登録に必要な写真および情報をご準備ください。
ブラックリストの写真
ブラックリスト情報(詳細は「登録項目詳細」をご参照ください)
個別登録画面を開く
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②Blacklist Management」→ ③「Add」の順にクリックすると登録画面が表示されます。
登録項目詳細
項目
詳細
入力可能文字種、フォーマット、注意事項など
入力文字数制限
(半角換算)
最小
最大
Identification portrait※1
認証用顔写真登録
写真の注意事項は6.2節をご参照ください
-
Display portrait
認証時表示用顔写真登録
JPEGまたはPNG形式、4000KB以下
設定しない場合、Identification Portraitが認証時表示用顔写真として表示されます。
-
Name※1
氏名
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
1
30
Gender
性別
(選択肢)
-
Blacklist group
ブラックリストグループ
(選択肢)
-
Telephone
※2
携帯電話番号
半角数字
+ -(半角)
入力フォーマット制限
• 先頭に+(プラス)記号、国別/エリアコード(日本の場合81)、-(マイナス)記号を記載の上、番号の入力を行なってください。
• 日本の携帯電話番号が090-1234-5678の場合、 +81-9012345678 が有効な入力値です。
• +XXX-YYYYYY形式の場合
• Xは1~10桁までの半角数字
• Yは6~17桁までの半角数字
• +、-はそれぞれ1個まで
• X、Y、+、- 合計最大20桁まで
• YYYYYYの重複がチェックされます。 例:+81-123456 と+12-123456 は同一携帯電話番号として判断し、同時に登録できません
• 中国本土の番号の場合、国別コードの入力は不要です。
6
20
メールアドレス
半角英数字、-._@(半角)
XX@XX.XX.XX または XX@XX.XXXの形式のみ
6
45
IC card※3
ICカード番号
半角英数字
Hexiadecima(16進数)またはDecimal(10進数)表記に従って入力
-
20
ID card
IDカード番号
(中国国籍の方が持つ番号です。サポートされない機能です。利用できません。)
-
Birthday
生年月日
(日付選択)
-
Age
年齢
(Birthdayから自動計算)
-
Custom prompt
顔認証時に表示するカスタムメッセージ
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
45
Remark
特記事項
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号
-
200
※1 「Name」氏名は入力必須項目です。
※1 「Identification portrait」認証用顔写真登録は登録を行わず内容を保存することは可能ですが、登録を行うまで顔認証は行われません(本人が顔認証を行なっても「未登録者」として検知されます)
※2 携帯電話番号は一意である必要があります。
※3 デバイス設定のゲート(ドア)連動でWiegand(26bit(8+16)、26bit(24)、32bit、34bit)のいずれかを選択した場合、各Wiegandの仕様を満たすICカード番号を入力いただく必要があります。各Wiegandの仕様を満たさないICカード番号が入力された場合、顔認証後のドアオープンシグナルが正常に動作しない可能性があります。ゲート(ドア)連動でのWiegandの選択に関わらず、10進数で入力ください。
登録内容の保存
必要な情報の入力後、ページ最下部にあるSaveボタンをクリックして登録してください。登録完了まで数秒かかる場合があります。
6.6 登録者情報の修正
登録者情報を修正することができます。以下では従業員情報の場合を例に操作手順を記載します。ビジター、ブラックリストの場合はそれぞれVisitor Managementメニュー、Blacklist ManageMentメニューに読み替えて同様の手順を実施してください。
SenseLinkのメニュー ①「Personnel Management」→②「Employee Management」→③「Detail」を選択し、登録者情報詳細を表示してください。ページ最下部にあるEditボタンクリックすると編集モードになります。 情報を修正した後ページ最下部にあるSaveボタンをクリックすると修正が保存されます。
6.7 登録者情報の削除
登録者情報を削除することができます。以下では従業員情報の場合を例に操作手順を記載します。ビジター、ブラックリストの場合はそれぞれVisitor Managementメニュー、Blacklist Managementメニューに読み替えて同様の手順を実施してください。
SenseLinkのメニュー ①「Personnel Management」→②「Employee Management」の順にクリックすると従業員情報一覧が表示されます。
削除したい登録者にチェックを入れ、④「Delete」をクリックしてください。
「This operation cannot be undone, confirm to delete?」(この操作は取り消しできません。削除しますか?)のメッセージが表示されます。 「Confirm」をクリックして削除してください。削除された登録者は復元でないのでご注意ください。
または、登録者情報詳細ページからも削除が行えます。①「Personnel Management」→②「Employee Management」→③「Detail」を選択し、登録者情報詳細を表示してください。ページ最下部にあるEditボタンクリックすると編集モードになります。
同ページ最下部にあるDeleteをクリックすると「This operation cannot be undone, confirm to delete?」(この操作は取り消しできません。削除しますか?)のメッセージが表示されます。
「Confirm」をクリックして削除してください。
6.8 登録者タイプの変更
従業員またはビジターとして登録された登録者をブラックリストの登録者に変更することができます。なお、一度ブラックリストとして登録すると従業員またはビジターに変更することができませんのでご注意ください。
ブラックリストに登録したい従業員またはビジターの登録者情報の詳細を表示してください。 ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Employee Management」または[Visitor Management]→から登録者一覧を表示させ、ブラックリストに登録したい登録者の ③「Detail」をクリックすると詳細が表示されます。
ページ最下部にあるEditボタンをクリックして編集モードにしてください。
編集モードにすると、同ページ最下部のボタンに move into the blacklist(ブラックリストに登録する)ボタンが表示されます。
move into the blacklistボタンをクリックしてください。登録するブラックリストグループを選択します。
選択後、Saveボタンをクリックすると「This operation will cause the unbinding of groups and department, confirm this operation?」(現在のグループや部署の登録が解除されます。実行しますか?)のメッセージが表示されます。Confirmボタンをクリックしてください。
操作完了後、①「Personnel Management」→②「Blacklist Management」のブラックリスト一覧に、ブラックリストに登録者タイプを変更した登録者が登録されていることを確認してください。Original Identityには登録者のオリジナルの登録者タイプとしてStaffまたはVisitorが記録されています。
6.9 従業員の新規登録:複数登録
一度に複数の従業員を登録することが可能です。登録方法の詳細はToolKitユーザーマニュアル をご参照ください。
6.10 従業員情報の修正:複数修正
一度に複数の従業員情報を修正することが可能です。修正方法の詳細は ToolKitユーザーマニュアル をご参照ください。
6.11 登録レコード
登録者ごとの登録レコードを管理することができます。登録レコードはToolKitを利用して登録した場合のみ記録、管理されます。6.3節 従業員の新規登録:個別登録、6.4節 ビジターの新規登録、6.5節 ブラックリストの新規登録 の手順で登録された場合は記録、管理されないのでご注意ください。
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Registration Record」をクリックすると登録レコードが表示されます。 検索機能として登録者タイプ選択、登録日付絞り込み、登録者名や携帯電話番号などがあります。
6.12 写真による検索
登録者を写真で検索することができます。 ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Search By Pictures」をクリックしてください。写真検索画面が表示されます。
Upload Image欄をクリックして検索に利用したい写真をアップロードしてください。写真の規格は 6.2節登録写真の規格 を参照してください。
Compere Threshold (閾値)※の値を設定してください。0.5~1.0の間で設定できます。
TOP N で類似度の上位何人を検索結果として表示するかを設定してください。
設定が完了したら、Searchボタンをクリックしてください。検索結果が表示されます。 検索結果は類似度が高い順に表示されます。類似度はSimilarityの欄に表示されます。各検索結果のView recognitionボタンをクリックすると、登録者の認証レコードを確認することができます。
閾値とは
SenseLinkのアルゴリズムによって計算される、本人を本人として認証する類似スコアの最小値です。類似スコアとは、登録した顔と検索した顔の特徴量の類似度を示すSenseLink独自のスコアであり、2つの顔の特徴量が完全一致する場合に1になるよう重みをつけたものです。 閾値を高くすると認証の条件を厳しくしたこととなり、類似スコアが閾値より高くないと認証されないため、FRR(False reject rate: 本人棄却率、本人同士を他人だと間違えてしまう確率)が高くなります。 逆に閾値を低くすると認証の条件を厳しくしたこととなり、類似スコアが低くても認証してしまうため、FAR(False accept rate: 他人受入率、別人同士を本人だと間違えてしまう確率)が高くなります。
6.13 登録者情報のエクスポート
登録者情報をExcelファイルにエクスポートすることができます。写真はエクスポートできません。以下では従業員情報の場合を例に操作手順を記載します。ビジター、ブラックリストの場合はそれぞれVisitor Managementメニュー 、Blacklist ManageMentメニューに読み替えて同様の手順を実施してください。
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Employee Management」をクリックしてください。エクスポートしたい登録者または登録者グループを選択し、 ③「Export」をクリックしてください。
「Excel file be encrypted, password is your current account.」(Excelファイルは保護されます。パスワードは現在ご利用中のアカウントです)というメッセージが表示されます。
Confirmボタンをクリックすると登録者情報が記載されたExcelファイルがご利用中のPCのダウンロードフォルダに保存されます。
登録者タイプが従業員、ビジター、ブラックリストのそれぞれの場合以下のExcelファイル名で保存されます。[yyyy]-[mm]-[dd]はこの操作を行なった日付です。
staff_list_[yyyy]-[mm]-[dd].xls
visitor_list_[yyyy]-[mm]-[dd].xls
black_list_[yyyy]-[mm]-[dd].xls
6.14 登録レコードのエクスポート
登録レコードをExcelファイルにエクスポートすることができます。写真はエクスポートできません。
ナビゲーションメニューの①「Personnel Management」→②「Registration Record」をクリックしてください。エクスポートしたいレコードを検索で絞り込み、 ③「Export」をクリックしてください。
以下のExcelファイル名で保存されます。[yyyy]-[mm]-[dd]はこの操作を行なった日付です。 registration_record_[yyyy]-[mm]-[dd].xls
最終更新