5 Amazon EC2の事前準備

本章ではAmazon EC2の事前準備の概要について記載します。物理サーバーをご利用のお客様は前章をご確認ください。Alibaba ECSをご利用のお客様は当章をスキップし次章へお進みください。また、Amazon EC2の他Amazon Web Serviceが提供するサービスの設定や利用方法の詳細については、Amazon Web Service社へお問い合わせください。

なお、メニュー名やAmazon Web Serviceのマネジメントコンソール図を英語表記とさせていただいております。ご了承ください。マネジメントコンソール図内の設定情報はお客様の環境によって異なります。

5.1 VPCの設定

Amazon Web ServiceのマネジメントコンソールからVPCのダッシュボードを開き、Launch VPC Wizardを押下してください。

お客様環境に合わせVPCの設定情報を入力、Create VPCを押下してください。

5.2 インスタンスの設定

EC2のダッシュボードからLaunch Instanceを押下してください。

Step1:Amazon Machine Imageを選択してください。

Step2: インスタンスタイプを選択してください。

Step3: VPCを設定してください。

Step4: ストレージを設定してください。

Step5、Step6 : Tagの設定を行なってください。セキュリティグループの設定ページで、お客様のポリシーに合わせてインターネットアクセスへの制限等の設定を行なってください。

Step7: 設定内容を確認し、Launchを選択してください。

Step8: キーペアを選択、ダウンロードしてInstanceをLaunchしてください。

5.3 ログイン

ご利用の端末から、キーペアを利用しインスタンスへログインしてください。

$ ssh -i launch.pem [ユーザー名]@[IPアドレス]

5.4 ディスクのフォーマット

ディスクのフォーマットを行なってください。

$ sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
xvda 202:0 0 20G 0 disk
xvda1 202:1 0 20G 0 part /
xvdh 202:112 0 1000G 0 disk
$ sudo mkfs.ext4 /dev/xvdh
$ echo -e "/dev/xvdh\t/data\text4\tdefaults\t0 0" >> /etc/fstab

5.5 SenseLinkイメージファイルの配備

SCPでSenseLink GE V2.x.xのイメージファイル

(SenseLinkGE-Enterprise-2.x.x.yyyymmdd.tar.gzファイル)をインスタンスに配備してください。

(下記のlaunch.pemを適切なssh private key fileに置き換えてください)

$ scp -i launch.pem SenseLinkGE-Enterprise-2.x.x.yyyymmdd.tar.gz [ユーザー名]@[IPアドレス]:[配備先パス]

以上でAmazon EC2の事前準備は完了です。事前準備が完了したお客様は、第6章をスキップし第7章へお進みください。

ライセンスのアクティベーション後にインスタンスを長期間停止後再起動するとUDIDが変更・ディアクティベートされ再度アクティベーションできなくなる可能性があります。 可能な限りインスタンスを停止しないようお願い申し上げます。 新しいUDIDのライセンスの再発行が必要な場合JCV製品提供窓口までご連絡ください。なお、ライセンスの再発行には数日頂戴する場合がございます。

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