4 アップデート

SenseIDの製品バージョンアップデートについて記載しています。

本マニュアルでは、SenseIDのV1.7.0からV1.8.0へのアップデートを例にして、アップデート手順を案内します。

事前準備として、V1.8.0のパッケージ1v1-private-cloud-v1.8.tgzをV1.7.0がインストールした同じディレクトリに解凍・配置してください。

$ tar -xvzf 1v1-private-cloud-v1.8.tgz
1v1-private-cloud-v1.7/
1v1-private-cloud-v1.8/

4.1 旧バージョンのRuby-Cloud-APIサービスを停止

旧バージョンのフォルダーに移動し、Ruby-Cloud-APIサービスを停止します。

$ cd 1v1-private-cloud-v1.7
$ sudo ./docker-compose stop

4.2 新バージョンの設定ファイルを更新

インストールマニュアル4.2.1節 並行CPU数を調整4.3.2節 Go-Workersサービスアドレスを設定4.3.3節 並行CPU数を調整を参照し、CPU数とGo-Workersのアドレスを、旧バージョンと同様に新バージョンの設定ファイルで設定します。

4.3 新バージョンのサービスイメージを読み込む

新バージョンのディレクトリに移動し、イメージファイルを読み込みます。

$ cd 1v1-private-cloud-v1.8
$ sudo ./load_image.sh

4.4 新バージョンのRuby-Cloud-APIサービスを開始

新バージョンでのRuby-Cloud-APIサービスを開始します。

$ sudo ./docker-compose up -d

4.5 旧バージョンのGo-Workersサービスを停止

旧バージョンのフォルダーに移動し、Go-Workersサービスを停止します。

$ cd 1v1-private-cloud-v1.7/go-workers
$ sudo ./stop.sh

4.6 ライセンスファイルをコピー

旧バージョンから、ライセンスファイルを新バージョンのGo-Workersの指定フォルダにコピーします。

$ cp 1v1-private-cloud-v1.7/go-workers/fixture/lisense/senseid_face/senseid_face.lic 1v1-private-cloud-v1.8/go-workers/fixture/lisense/senseid_face
$ cp 1v1-private-cloud-v1.7/go-workers/fixture/lisense/senseid_liveness/senseid_liveness.lic 1v1-private-cloud-v1.8/go-workers/fixture/lisense/senseid_liveness

V1.8.0からsenseid_kestrel.licが必要となります。予めUDID.txtファイル、およびお客様の契約番号を、JCV製品提供窓口(usercenter@japancv.jp)までご連絡ください。詳細はインストールマニュアル2章 UDID取得をご参照ください。

senseid_kestrel.licを取得後、以下の命令で新バージョンの指定フォルダにコピーしてください。

$ cp {ファイル先}/senseid_liveness.lic {インストール先}/1v1-private-cloud-v1.8/go-worker/fixture/license/senseid_liveness

4.7 新バージョンのGo-Workersサービスを開始

新バージョンのフォルダーに移動し、Go-Workersサービスを開始します。

$ cd 1v1-private-cloud-v1.8/go-workers
$ sudo ./start.sh

4.8 新サービス開始の確認

サービスが正常に開始したか確認します。

  • Ruby-Cloud-API

$ sudo ./docker-compose ps
  • Go-Workers

$ tail -f tmp/worker.log.0

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