1 システム環境設定の要件

SenseIDのシステム動作環境について記載しています。

1.1 システムについて

SenseIDの利用環境には、Ubuntu Server 18.04 LTSを推奨します。ハードウェア側では、クアッドコアまたはそれ以上のCPU、8GM以上のRAM、100GB以上のディスク容量を推奨します。なお、CPU命令セットにAVXが必要です。

構成項目

構成要件

最小のOSカーネルバージョン

バージョン3.2.0以上

CPUモデル

x86_64

CPUコア数の要件

クアッドコア(4)以上

CPU命令セット

SSEAVXFMAのいずれか 互換性:SSE > AVX > FMA 動作速度:FMA > AVX > SSE

RAM要件

16GB以上

サポートされるOSと最小バージョン

Ubuntu Server (16.04 LTS)

ディスクスペース要件

100GB以上

1.2 サービスについて

この節に記載しているサービスはサーバー内部で動作するものです。安全に使用するためには安全なAPIメカニズム、認証メカニズム、通信、DNSをSenseID外部に実装することを強く推奨します。

Ruby-Cloud-APIとGo-Workersを別々の専用サーバーを利用することを推奨します。

  • Ruby-Cloud-API

    • クライアントから呼び出される主要なインターフェースを含む、HTTP サービス。

    • サービスポート:3000

  • Go-Workers

    • バックエンドのコンピューティングサービス。主にアルゴリズムをカプセル化してあり、Ruby-Cloud-APIに対してHTTP形式で提供されます。

    • サービスポート:50050

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