2.11 認証レコード+API

認証レコード+APIを利用するには、「SenseLink Cloud ID Pack Annual Subscription(以下、ID Pack)の契約が必要です。

認証レコード+には、過去3ヶ月の認証レコードが保持できます。

2.11.1 顔認証&認証レコード+の生成 (api/v1/plus/record)

概要

顔写真データを SenseLink Cloud に送信し、サーバー顔認証を実施、認証レコードを"認証レコード+"に保存します。

リクエストアドレスの例

https://link.japancv.co.jp/api/v1/plus/record

リクエスト方法

POOST

リクエストパラメーター

名前

形式

必須

説明

sn

String

Y

デバイスのシリアルナンバー

timestamp

int

Y

画像記録時間 (Unixのタイムスタンプ形式:1658136457)

timezone

String

N

”GMT+9:00“

threshold

float

N

顔認証の類似度のしきい値 [0, 1]の範囲 1:Nの利用時に、この値を利用 デフォルト:0.9

image

Object

Y

顔画像

process_mode

int

N

APIの処理モード 0:非同期、user_id を返さない。画像検索処理は非同期。 (0以外のパラメータは未サポート)

extend

Json String

N

認証レコードに入力できる拡張項目。 サイズは最大1K Byte

image objectについて

名前

形式

必須

説明

data

String

Y

Base64でエンコードされた顔画像 制限:1MByte以下、フォーマットはJPG/PNGであること

rectangle

Object

N

画像内の領域範囲の指定。 領域内の最も大きい顔を検出。下記4つのパラメータを指定。

rectangleで指定するパラメータ

名前

形式

必須

説明

top

int

N

領域の最上部

left

int

N

領域の左端

width

int

N

領域の幅

height

int

N

領域の高さ

レスポンスフィールド

名前

形式

説明

code

int

message

string

data

object

dataフィールド

名前

形式

説明

record_id

long

認証レコードのID

image_id

認証レコードのスナップショットのID

リクエスト

{
    "sn":"JKQ00009234",
    "timestamp": 1659423903029,
    "threshold": 0.92,
    "extend":"{\"device_name\":\"xxxxx\"}",
    "image":{
        "data":"base64 encode image",
        “/9j/4AAQSkZJRgABAQAAAQABAAD/2wBDAAYEBQYFBAYGBQYHBwYIChAKCgkJ
                     <中略>
         SdP0ykG0WjdF3AfoumAO6DRmyYC5SQ//2Q==“
        "rectangle":{
            "top":12,
            "left":32,
            "width":84,
            "height":23
        }
    }
}

レスポンス

{
    "code": 200,
    "message": "OK",
    "data": {
       "record_id":930490000,
       "image_id": "5fceef6e1ddb2800010d1409"
}

2.11.2 認証レコード+ の取得 (/api/v1/plus/record)

概要

認証レコード+ を取得します。

リクエストアドレスの例

https://link.japancv.co.jp/api/v1/plus/record

リクエスト方法

GET

リクエストパラメーター

名前

形式

必須

説明

time_from

string

Y

認証レコードの取得範囲の開始時刻(SenseLinkがレコードを保存した時刻) 例:2022-12-11T00:00:00+09:00

time_to

string

Y

認証レコードの取得範囲の終了時刻(SenseLinkがレコードを保存した時刻) 例:2022-12-11T23:59:59+09:00 制限:time_to - time_from で指定できる範囲は最大24時間まで。

sn

string

N

デバイスのシリアルナンバー

order

int

N

0:レコードIDで降順

1:レコードIDで昇順(デフォルトは0)

page

int

N

ページ番号(初期値は1)

size

int

N

各ページのエントリ数(デフォルトは20、最大は100)

通常のレスポンス

{
	"code": 200,
	"message": "OK",
	"data": {
		"page_num": 2,
		"page_size": 10,
		"total": 10,
		"list": [{
			"record_id": 1392523, // SenseLink CloudのレコードID
			"sn": "SN1234012345123", // デバイスのシリアルナンバー
			"image_id": "5fceef6e1ddb2800010d1409", // SenseLink Cloudの画像ID画像
			"user_id": 123, // SenseLink CloudのユーザーID
			"verify_score": 0.959, // 類似度のレベル
			"device_timestamp":130000000, // デバイスのタイムスタンプ
			"timezone":"GMT+9:00", // デバイスのタイムゾーン
			"create_at":130000000, // SenseLink Cloudがレコードを生成した時間 
			"extend":"Json string" // デバイスの拡張情報
		}],
	}
}

2.11.3 認証レコード+ スナップショット取得 (/api/v1/plus/image/{image_id})

概要

認証レコード+に登録された、認証レコードのスナップショットデータを取得します。

リクエストアドレスの例

https://link.japancv.co.jp/api/v1/plus/image/{image_id}

リクエスト方法

GET

リクエストパラメーター

名前

形式

必須

説明

{image_id}

string

Y

認証レコード+に登録された、認証レコードのイメージID

通常のレスポンス

顔写真のバイナリーストリームデータ

最終更新