1 製品概要と利用方法

当製品の概要と利用方法について記載されています。

1.1 製品概要

本ドキュメントは、主に開発者の方々に利用いただくSenseLink CloudのAPIマニュアルです 。

SenseLink Cloudオープンプラットフォームは、SenseLink に基づくオープンサービスプラットフォームです。APIを利用することでサードパーティのシステムはSenseLinkからデバイス、登録者、レコードなどの情報を取得し、SenseLinkが持つ管理機能を統合することができるようになります。

1.2 Appキーの作成

SenseLinkにログインし、ヘッダーメニューの[ユーザー名]→[オープンプラットフォーム]を選択してください。Appキーを管理するオープンプラットフォーム画面が表示されます。

オープンプラットフォーム画面の、[App Keyを作る]ボタンをクリックしてください。

Appキーには、作成するキーごとに、APIの実行制限を設定することができます。

「制限する」にチェックを入れると、制限対象となるAPI名を選択できるプルダウンメニューが表示されます。制限したいAPIにチェックを入れてください。

「制限なし」にチェックを入れた場合は、APIの実行制限はありません。

以下のように、チェックボックスで指定することで、制限するAPIを指定できます。

選択後、確認のためにパスワードを入力する必要があります。表示される入力画面に現在ログイン中のアカウントのパスワードを入力して、確認ボタンをクリックしてください。

「AppキーとAppシークレットを作成しました。ダウンロードされたCSV内にAppキーとAppシークレットの情報が含まれます。安全に管理してください。」というメッセージが表示され、ご利用中のPCにAppキーとAppシークレットが記載されたCSVファイルがダウンロードされます。ダウンロードされたCSVファイルを開くと、AppキーとAppシークレットを確認することができます。

なお、入力したパスワードが誤っている場合、AppキーとAppシークレットは作成されず、CSVファイルもダウンロードされません。

1.2.1 Appキーの確認

Web画面上の一覧から、作成したAppキーとAppシークレットを確認することができます。Appシークレットはデフォルトで非表示になっています。表示ボタンをクリックすると、パスワード入力を求められます。

現在ログイン中のアカウントのパスワードを入力すると、Appシークレットが表示されます。

Appキーは「制限の変更」「無効」ができます。

1.2.2 特記事項” 列の追加

Appキーの一覧表示欄にある「特記事項」には、App Keyの用途などを記載できます。

特記事項欄には、最大30文字まで記入することができます。

1.2.3 Appキーの管理

Appキーは5つまで作成および利用可能で、無効化および削除することもできます。Appキーを一覧の設定ボタンを利用して適宜管理してください。無効化中はAppキーとAppシークレットが利用できませんが、有効化すると再度同じAppキーとAppシークレットを利用することができます。一度削除するとAppキーとAppシークレットを復元することはできませんので、ご注意ください。

Appキーは「制限の変更」「無効」ができます。

「制限」をクリックすると、制限のステータスを変更する画面が表示されます。

ドメイン管理機能は現在使用できません。使用しないでください。

1.3 呼び出し方法

1.3.1 シグネチャ(sign)の計算

計算方法は、

sign=md5 (timestamp#app_secret)

により計算されます。タイムスタンプおよびAppシークレットを利用してください。

例 :

app_secret=2323dsfadfewrasa3434
timestamp=1477881215000
sign=md5 (1477881215000#2323dsfadfewrasa3434) =e5ef72ef839bdf5397b4906b199b9fbf

timestamp:Unix 時間 (ミリ秒を含む13桁)

1.3.2 GET メソッドのインターフェース

sign、timestamp、および Appキー(app_key)の 3 つのパラメーターを、オプションパラメーターと共に次のようにリクエストしてください。

https://link.japancv.co.jp/api/v1/device?typeId=10&size=100&sign=e5ef72ef839bdf5397b4906b199b9fbf&app_key=35uifanj8i30kdng&timestamp=1477881215000

TypeId および size はオプションパラメーターです。サーバーは現在の timestamp をクライアント側からのリクエスト内の timestamp と比較し、その差が30 分以上の場合はエラーを返します。

1.3.3 POST メソッドのインターフェース

sign、timestamp、およびAppキー(app_key) の 3 つのパラメーターを、次のようにリクエストしてください。

https://link.japancv.co.jp/api/v3/device/update?sign=e5ef72ef839bdf5397b4906b199b9fbf&app_key=35uifanj8i30kdng&timestamp=1477881215000

オプションパラメーターはリクエスト本体に配置され、form-dataまたはインターフェースドキュメントで指定された application/json に従って呼び出され、リクエストがサーバーへ送信されます。サーバーは現在の timestamp をクライアント側からのリクエスト内の timestamp と比較し、その差が30 分以上の場合はエラーを返します。

一部のインターフェースでは id をリクエストに配置する必要があります。詳細については、APIの利用方法をご参照ください。

1.4 API エラーコード

コード

メッセージ

原因

10001

App Key Not Exist

キーがありません

10002

App Expired

キーが期限切れです

10003

Request Expired

リクエストが期限切れです

10004

IP Invalid

IPアドレスが許可リストにありません

10005

Signature Failed

無効なシグネチャ(sign)です

20001

Company Out Of Date

企業の利用期間の期限が切れました

20002

Permission Denied

権限がありません

30001

Param Invalid

無効なパラメーターです

30002

Similar User Exist

追加された登録者は既存の登録者と非常に類似しています

30003

No Face Detected In The Image

写真内で顔を検出できません

30004

Missing Param

パラメーターが不足しています

30005

Avatar File Invalid

不正な写真形式です

50001

RPC Failed

サーバー同期エラー

50002

Internal Server Error

内部サーバーエラー

50003

Multi Request Error

一括リクエストエラー

50004

Request Method Not Allowed

不正なリクエストメソッドです

60005

Request_rate_too_high

リクエスト頻度が高すぎます

60006

Daily_quota_exceeded

1 日あたりのリクエスト上限に達しました

99999

Unknown Error

不明なエラーです

620

Record non-existent Error

不正なパラメーターです。対応するレコードが見つかりません

610

Similar record Exist

類似するレコードが存在します(同じ名前の部署が同じレベルに存在するなど)

650

Cannot delete unless include nothing

部署または従業員が配下にあるため削除できません

最終更新