2.2.9. 顔属性(マスク)検知

Windows/Linux/Arm_Linux 用のAPIは、以下の解説をご参照ください。現在はマスクの着用に関する識別のみに対応しています。

現在はマスクの着用に関する識別のみに対応しています。

stid_facepro_attribute_create_handle

機能:モデルファイルをロードすることにより、検出器ハンドルを作成します。

ご注意

1 .現バージョンSDKのhandleはマルチスレッドからの呼び出しサポートを実施しておりません。マルチスレッドで複数回呼び出す必要がある場合、複数のhandleを作成後、各スレッド毎に1つのhandleを使用してください。

2 . 1つのスレッドでは初期化関数は1回呼び出すだけでよく、チェック関数の呼び出しも可能です。そのため、ハンドルの作成を繰り返す必要はありません。

定義

STID_SDK_API
stid_result_t
stid_facepro_attribute_create_handle(
    stid_handle_t* out_handle,
    const char *model_filename
);

引数:

  • [out] out_handle:初期化されたハンドルです。利用しない時、stid_facepro_attribute_destroy_handleを呼び出してリソースを解放する必要があります。

  • [in] model_filename:モデルファイルの所在パスを入力してください。

返り値:

  • [return]:正常の場合はSTID_OKが表示、エラーになった場合はエラーコードが表示されます。

stid_facepro_attribute_destroy_handle

機能:ハンドルを解放できます。

定義

STID_SDK_API
void
stid_facepro_attribute_destroy_handle(
    stid_handle_t handle
);

引数:

  • [in] handle:解放するハンドルを入力します。

返り値:

  • [return]:なし

stid_facepro_attribute_recognition

機能:顔属性を識別します。現在はマスクを着用しているかどうかの識別のみ、サポートしております。

定義:

STID_SDK_API
stid_result_t
stid_facepro_attribute_recognition(
    stid_handle_t handle,
    const stid_image_t* input_image,
    const stid_landmarks_t* input_landmarks,
    int face_count,
    stid_attribute_list_t **result
);

引数:

  • [in] handle:初期化されたハンドルを表示します。

  • [in] input_image:1フレームの画像をロードしてください。

  • [in] input_landmarks:顔特徴点情報を入力してください。

  • [in] face_count:顔の数を入力してください。

  • [out] result:属性結果の配列

返り値:

  • [return] :正常の場合はSTID_OKが表示されます。エラーになった場合はエラーコードが表示されます(顔が検知されなかった場合、STID_E_NO_FACEが表示されます)。

stid_facepro_attribute_release_result

機能:顔属性データを解放できます。

定義:

STID_SDK_API
void
stid_facepro_attribute_release_result(
    const stid_attribute_list_t *attribute_result,
    int face_count
);

引数:

  • [in] attribute_result:解放する顔属性の配列を入力してください。

  • [in] face_count:解放する顔の数を入力してください。

返り値:

  • [return]:なし

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