2.2.6. ビノキュラカメラによる生体検知
Windows/Linux/Arm_Linux 用のAPIは、以下の解説をご参照ください。
stid_facepro_binocular_anti_spoofing_create_handle
機能:指定のモデルファイルをロードすることによって、binocular_anti_spoofingハンドルを作成します。
定義:
引数:
[in] model_filename:モデルファイルの所在パスを入力してください。
[out] out_handle:初期化されたハンドルが表示されます(利用しない場合は、stid_face_anti_spoofing_destroy_handleを呼び出してリソースを解放する必要があります)。
返り値:
[return]:正常の場合はSTID_OKが表示、エラーになった場合はエラーコードが表示されます。
stid_facepro_binocular_anti_spoofing_destroy_handle
機能:binocular_anti_spoofingハンドルを解放します。
定義:
引数:
[in] handle:解放するハンドルを入力します。
返り値:ありません。
stid_facepro_binocular_anti_spoofing_detect
機能:入力された画像中の顔に対して、非生体検知を行います。
定義:
引数:
[in] infrared_input_image IRカメラによって撮影した画像情報を入力します (画像中の顔の方向は上下左右の4方向に対応しています。上向きの顔画像を利用したほうが、生体検知パフォーマンスは高い結果を得られやすくなります)。
[in] rgb_input_landmarks:顔特徴点を入力してください。
[in] infrared_input_landmarks:顔特徴点を入力してください。
[out] out_hack_score:生体検知の結果スコアが表示されます(スコア範囲:0~1。スコアが高ければ高いほど非生体である可能性が高いことを示します)。
返り値:
[return]:正常の場合はSTID_OKが表示、エラーになった場合はエラーコードが表示されます。
stid_facepro_binocular_anti_spoofing_get_default_hackness_threshold
機能:デフォルトの非生体検知しきい値を取得できます。
定義:
引数:
[in] handle:初期化されたハンドルを表示します。
[out] out_default_hackness_threshold:デフォルトの非生体検知しきい値が表示されます。非生体検知の結果、スコアがこのしきい値より低い場合は非生体である可能性が低いことを示します。
返り値:
[return]:正常の場合はSTID_OKを表示、エラーになった場合はエラーコードが表示されます。
Last updated