12 システム管理

アカウント管理やSenseLinkを運用するシステムの設定など、主にシステム管理者の方に利用いただくシステム管理について記載されています。

12.1 企業情報の管理

企業名や企業ロゴ、プロフィールなどの企業情報を管理できます。

ナビゲーションメニューの[システム管理]→[企業情報]をクリックしてください。

以下の項目を登録できます。

12.2 アカウント管理

アカウント管理では、新しいアカウントの作成や既存アカウントの修正、パスワード忘却時のリセットなどを行います。

ナビゲーションメニューの[システム管理]→[アカウント管理]をクリックしてください。

12.2.1 アカウントの種類(ロール)

利用用途に合わせて異なるロールのアカウントを管理し、安全にSenseLinkを利用することができます。ロール別のメニュー権限詳細は、付録 A アカウントの権限明細をご参照ください。

12.2.2 アカウントの新規登録

Super AdminおよびSub Adminは、アカウントの新規登録が可能です。Sub Adminは別のSub Adminの新規登録はできません。 ナビゲーションメニューの[システム管理]→[アカウント管理]からアカウント一覧を表示し、登録ボタンをクリックしてください。

新規アカウント登録画面が表示されます。

以下の項目を入力してください。

項目入力後、保存をクリックしてください。アカウントが発行されます。

パスワード生成方法でランダム生成を選択した場合、登録したアカウントのメールアドレスにアカウントとパスワードが送信されます。デフォルトパスワード生成を選択した場合は、登録者が対象のユーザーにアカウントとデフォルト(Admin1234@)を連絡してください。

12.2.3 アカウントの修正と削除

Super Adminはすべてのアカウントの、Sub AdminはSuper Admins以外のすべてのアカウントの修正と削除、それ以外のアカウントは自身のアカウントの修正を行うことができます。

ナビゲーションメニューの[システム管理]→[アカウント管理]からアカウント一覧を表示し、修正または削除したいアカウントの更新ボタンをクリックしてください。 アカウント修正画面が表示されます。

自身のアカウントの更新をクリックすると、以下のパスワード更新画面が表示されます。現在のパスワードと新しいパスワード、確認欄に新しいパスワードを再入力して保存ボタンを押してください。

パスワードの強度の要件は次のとおりです。 8〜20文字 1つ以上の大文字を含む 1つ以上の小文字を含む 1つ以上の数字を含む 1つ以上の表示可能な特殊文字を含む ~ ! @ # $ ^ * _ +

Super adminとSub Adminが自身以外のアカウントの更新をクリックすると、以下の更新画面が表示されます。 修正する場合、修正内容を入力して保存ボタンをクリックしてください。 削除する場合、削除ボタンをクリックしてください。

12.2.4 パスワードのリセット

Super Admin以外がパスワードを忘れた場合や強制的なパスワードのリセットが必要な時、Super AdminとSub Adminはパスワードをリセットすることができます。

Super Adminがパスワードを忘れてしまった場合、パスワードをリセットすることができません。パスワードを絶対に忘れないようにご注意ください。

対象アカウントのリセットボタンをクリックしてください。

対象アカウントがメールアドレスを登録している場合、「リセット後のパスワードをデフォルトパスワード(Admin1234@)とするか、もしくはランダムパスワードとするかを選択できます。選択したパスワード生成方法のボタンをクリックしてください。」というメッセージが表示されます。 ランダム生成を選択した場合、対象アカウントに新しいパスワードがメールで共有されます。

デフォルトパスワードを選択した場合、パスワードがAdmin1234@にリセットされたことを対象アカウントに連絡してください。

対象アカウントがメールアドレスを登録していない場合、「デフォルトパスワードに更新されます」と、以下のようなメッセージが表示されます。確定をクリックしてください。パスワードがAdmin1234@にリセットされたことを対象アカウントに連絡してください。

12.3 APIの管理

SenseLinkのAPIを利用して、SenseLinkを様々な外部システムと連携することができます。

ナビゲーションメニューの [システム管理] → [Open Plaftorm] を選択してください。AppキーとAppシークレットを管理するOpen Platform画面が表示されます。Open Platform画面の利用方法やAppキー、Appシークレットの管理方法の詳細については、SenseLink APIマニュアルの1.2節 キーとシークレットの取得 を参照してください。

12.4 サブスクリプションサービスの管理

SenseLinkのサブスクリプションサービスを利用して、SenseLinkを様々な外部システムと連携することができます。

ナビゲーションメニューの[システム管理] → [Open Plaftorm] を選択してください。サブスクリプションサービスを管理するOpen Platform画面が表示されます。サブスクリプションサービスの管理方法については、SenseLink APIマニュアルの2.11節 イベントサブスクリプション API を参照してください。

12.5 システムの設定

SenseLinkのシステム設定を行うことができます。

ナビゲーションメニューの「システム管理」→「システム設定」をクリックしてください。 システム設定項目が表示されます。

12.5.1 ストレージ管理とレコードの削除

ストレージの容量確認や、レコードの自動削除の設定を行います。 ストレージ設定のストレージ容量欄で、ご利用のシステムのストレージ全容量と利用済容量、空き容量を確認できます。 レコードの自動削除欄でレコードの削除設定を行います。

12.5.2 認証用顔写真品質チェックレベルの設定

顔写真品質チェックレベル設定は、従業員の個別登録時に適用する必要があります。ToolKitで複数登録の場合は、アップロード時の表示画面に従って設定してください(この場合、一括で同一設定となります)。なおAPI経由では顔写真品質チェックは行いませんのでご注意ください。

認証用顔写真を登録する際の品質チェックレベルを設定します。顔認証設定の顔認証品質チェックレベル欄で更新をクリックし、修正モードにしてください。

● 低: 自分の顔以外他人の顔が映っていないこと、写真データのフォーマットはJPEGまたはPNGであること、写真データのサイズが約3.8MB(4,000,000バイト =約3,900KB)以下であることの3点をチェックします。

● 高: 写真のすべての規格項目をチェックします。すべての規格については 登録する認証用写真の規格 の節を参照してください。

12.5.3 メールサーバーの設定

新規アカウントを登録した際やパスワードをリセットした際に、アカウントユーザーにメールを送信するメールサーバーを設定します。

メール設定欄にあるメール設定サーバーボタンをクリックしてください。

メールサーバー設定画面が表示されます。メールサーバーのアドレス、ポート番号、アカウント、パスワードを入力してください。 メールサーバーへの接続にSSL/TLSを利用する場合、SSL/TLS設定欄で有効化を選択してください。

設定後、保存をクリックしてくだい。サービス設定画面に戻ります。 テストメール送信ボタンをクリックすると、テストメールを送信することができます。

12.5.4 時間設定

SenseLinkの時間設定を行います。マニュアル設定かNTPサーバーとの連携から選択できます。 システム設定画面の時間設定欄にある、時間設定ボタンをクリックしてください。

時間設定画面が表示されます。

設定方法欄で設定方法を選択してください。 NTPサーバー時間設定を選択した場合、NTPサーバー時間設定欄にNTPサーバーのアドレスを入力してください。 マニュアル設定を選択した場合、時間入力欄が表示されます。ここに時間を手動で設定してください。

設定後、保存をクリックしてください。

12.6 オペレーションログ

Super Adminアカウントはすべてのアカウントのオペレーションログを、その他のロールのアカウントは自身のアカウントのオペレーションログを確認することができます。

デバイスのROMとAPKのアップロード・配信のオペレーションログは記録されません。

ナビゲーションメニューの[システム管理]→[オペレーションログ]をクリックしてください。オペレーションログが表示されます。

オペレーションログには、以下の項目が記録されています。

オペレーションログはExcelファイルにエクスポートすることができます。オペレーションログ画面上のエクスポートボタンをクリックしてください。

「エクスポートされたExcelファイルのパスワードは現在のアカウントです」というメッセージが表示されます。Confirmボタンをクリックすると、オペレーションログが記載されたExcelファイルがご利用中のPCに保存されます。

ファイル名は オペレーションログ_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[YYYY]-[MM]-[DD].xls です。[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]はオペレーションログの絞り込み検索で設定された開始日時と終了日時が指定されます。

ファイルを開く際にパスワードを求められます。パスワードは、ファイルエクスポート時にログインしていたアカウントです。

12.7 ライセンスの管理

ライセンスの有効期限の確認や、ライセンスの更新を行います。

ナビゲーションメニューの[システム管理]→[ライセンス情報]をクリックしてください。ライセンス情報が表示され、有効を確認できます。

表示される有効期間ですが、終了日は表示されている日付の0:00:00で期限が切れますので、ご注意ください(例:To 2020-08-12の場合、8月12日の0時になった時点で期限切れとなります)

ライセンスの更新を行います。 ページ下部のライセンスアップデートボタンをクリックすると、編集モードになります。

JCV製品窓口より納品された次年度用のアクティベーションコードを、アクティベーションコード欄に貼付してください。 次にライセンスアップロード欄のファイル選択ボタンをクリックし、次年度用のライセンスファイルをアップロードしてください。

ページ最下部にあるボタンをクリックしてください。アクティベーションコードとライセンスファイルが反映されます。 運用マニュアルの1章 シャットダウンと再起動の手順に従い、SenseLinkを運用中のサーバーを再起動してください。

ライセンスの有効期限7日前になると、「ライセンスの有効期限が {残有効日数} 日で切れます。ライセンスを更新してください。」というメッセージが表示されます。お早めにライセンスを更新するようお願いします。

最終更新