Qtのインストール

Windows用SDK V3.0.0でアプリケーションを作成いただく場合はQTの開発環境で作成いただく必要があります。そのため、以下の手順を参照いただきQTの開発環境をインストールして下さい。

1. 予めC++で作成されたソースコードのビルドを行うためにMicrosoft Visual Studioをインストールしておきます(インストール時はC++によるデスクトップ開発を選択してインストールして下さい)。

2. Qtのアカウントをお持ちでない場合はアカウント作成を行います。

3. 以下のURLからQt V5.12.3のopen sourceバージョンをダウンロードします。

https://download.qt.io/archive/qt/5.12/5.12.3/

4. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、Qtのインストールを行います。

5. インストールが開始され、以下の画面が表示されることを確認し、Nextを選択します。

6. 事前に登録したアカウントのemailアドレスとパスワードを入力し、Nextを選択します。

7. 次へを選択します。

8. 次へを選択します。

9. MSVC 2017を選択します。WindowsOSの32bit版をお使いの場合はMSVC 2017 32-bitをチェックし、64bit版をお使いの場合はMSVC 2017 64-bitをチェックします。その後、次へを選択します。

10. 必要なライセンス形態を選択し、実際のインストールを行います。インストールが開始されると以下の画面が表示されます。

11. インストールが完了し、以下の画面が表示されることを確認したら、完了を選択します。

12. 続いて環境変数の設定を実施します。以下の画面で、変数pathにQtCreatorとMSVCのインストールパス情報を追加します。

13. インストールしたQtのアプリケーションの中からQt Creatorを起動し、以下のようにツールからオプションを選択します。

14. Kitsからキットを選択し、予めインストールされたMicosoft Visual Studioを以下のようにCompilerのC:/C++:の部分で指定します。そのOKを選択してインストール作業は完了です。

サンプルコードビルド方法

以下は、サンプルコードをビルドする際の方法となります。

1. Windows用のSDKのzipファイル:Windows_Linux_SDK_V3.0.0.zipを解凍して作成されたフォルダWindows_Linux_SDK_V3.0.0.にSource¥SenseEngineUVC¥uvcCamera.proが存在することを確認します。

確認後、uvcCamera.proをダブルクリックし、先の手順で選択したMSVC2017 64bit(または32bit)が選択されていることを確認し、以下の画面でConfigure Projectを選択します。

2. uvcCamera¥Headers¥qmtc¥mtcmanager.hの以下の赤枠のコメント内容を削除します。

3. WindowsOSの64bit版をお使いの場合はuvcCamera¥uvcCamera.proに、以下の赤枠の内容(DEFINES += WIN64)を追加します。

4. 以下の画面からビルドを選択し、「すべてビルド」を選択します。

5. 以下の通り、ビルドされたアプリケーションが作成されていることを確認します。確認できれば、ビルド作業は完了です。

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