1. はじめに
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PayPad Plus製品のSDK「JCV Liveness SDK」(開発パッケージ)のディレクトリ構造(2階層のみ表示)と各ディレクトリは、以下の通りです。
config
設定ファイルを格納
model
モデルファイルを格納
libs
edge_flowライブラリおよび対応するkestrelライブラリ、アルゴリズムプラグインなどを保持
以下の,サイトから、ファイルをダウンロードしてください。 JCV_Liveness_SDK_v1.0_package.zip (1.4GB)
映像に現れるターゲットの検出と追跡を目的とし、検出結果はその後の生体認証や属性取得などに利用することができます。
本モジュールは、画面内の生体情報に対して品質チェックを行い、品質スコアを取得します。
デュアルカメラにより、生体情報が本物か(キャプチャーポイントに存在する生体情報を基に判断)、偽物か(なりすましや生体を偽装)を検出します。
ビデオで生体認証の属性を取得します(現在はマスク着用のみ判断できます)。
検出モデル「KM_hunter_Detect_Hunter_SmallFace_xxx.model」は、顔と顔の座標を取得することができます。これは検出モジュール、もしくは検出トラッキング機能モジュールで使用します。大型バイオメトリック検出モデル「KM_Hunter_LargeFace_xxx.model」は、単一の生体認証座標のみ取得できます。主にID情報の検出やトラッキング検出の際に使用されます。
キーポイントモデル「KM_aligner_xxx.model」は、顔の座標を生成します。 これは品質機能モジュールで使用され、得られた座標は生体属性の検出を実装するためにも使われます。
頭角モデル「KM_headpose_xxx.model」は、品質機能モデルで使用する生体の左右偏位度(ヨー角)、生体上下角(ピッチ角)、生体頭頂角(ロール角)などを取得できます。
クラリティモデル「KM_blur_xxx.model」は、顔の明瞭度を得るためのもので、主に品質機能モジュールで使用されます。
「KM_verify_xxx.model」は、認識機能モジュールで顔の特徴点を抽出するために使用される認識モデルです。
生体品質モデルは「aligner+headpose+blur」の組み合わせモデルによって実現され、生体情報、角度情報、ぼかし情報のキーポイントを同時に抽出できます。