2. JCV顔認証 SDK FAQ

Q1. JCV顔認証SDK のライセンス認証方法についての説明

初回にデバイスをアクティブ化するときにのみ、ネットワークに接続されている必要があります。初回以降は、生成されたアクティベーションコードを保存して、起動時に毎回ロードします。

オンラインアクティベーションファイルを介したライセンス認証方法を採用する場合、デバイスのハードウェア情報(CPU、有線および無線ネットワークカード、Bluetooth、4Gネットワークカードなど)が変更されたかを確認する必要があります。ハードウェア情報が変更されるとUUIDも変更されるため、アクティベーションが繰り返し行われることになります。

Q2. UDIDの変更に影響する原因は何ですか?

オンラインでのアクティベーションファイルの認証方式では、デバイスのハードウェア情報が変化するかどうか、BundleIdやユーザー証明書などの変更を適用することでudidの変更を招き、アクティベーション回数を繰り返すことになります。

Q3. オンラインアクティベーションファイルを介したライセンス認証モデルの使用中に、同じデバイスで顔認証 SDK デモを実行しています。ライセンス認証のアクティベーション時間が繰り返し消費される原因は何でしょうか。

UUIDはデバイスごとに固有の識別子です。"オンラインアクティベーションファイルを介した認証モデル"では、デバイスのUUIDをアクティベーション用に自動的に取得します。ただしUUIDはデバイスのハードウェア情報(CPU、有線および無線ネットワークカード、Bluetooth、4Gネットワークカードなど)が変更されたかを確認する必要があります。ハードウェア情報が変更されるとUUIDも変更されるため、アクティベーションが繰り返し行われることになります。

Q4. 顔認証SDKのiOS版へのシステム用件は?

OSバージョン: iOS 9.0以降に対応しています。

Q5. エラー -13 について

エラーコード -13は、ライセンスが不正であるか、もしくはライセンスファイルがロードされていないことを示します。考えられる原因は以下のとおりです。

1:ライセンスの機能とSDKの機能が一致していない場合。例えばモノキュラカメラによる生体機能向けのみのライセンスが、ビノキュラカメラによる生体SDKに設定されたケースです。

2:ロードされたライセンスのAPIがまだ呼び出されていない場合。詳細については、提供されたSDKデモをご参照ください。

3:ライセンス自体に問題がある場合。ライセンスを開いて、ライセンスのシリアル番号をテキスト形式で support-sdk@japancv.co.jp に送付ください。テクニカルサポートがライセンスに問題があるか確認します。

Q6. エラー -15 について

エラーコード - 15は、SDKまたはライセンスファイルの有効期限が切れていることを示します。このエラーが報告される理由は3つあります。

1:xxx.licを開き、ライセンスの有効期限が切れていないか確認してください。有効期限外である場合は、ライセンスを再申請する必要があります。

2:デバイスのシステム時間が正しいかどうか確認してください。

3:上記の手順1と2で問題がない場合、デバイス内のオリジナルのアクティベーションコードを削除するか、またはデバイスを工場出荷時の設定にリセットしてから、サンプルを再実行してください。 これは以前にインストールされ、テストされたサンプルの古いライセンス(期限切れ)を使用してネットワークに接続して生成されたアクティベーションコードがまだ存在し、それによりエラーが発生している可能性があるためです。

Q7. エラー -29 について

エラーコード -29はオンラインアクティベーションコードが正しくないことを示します。通常、アクティベーションファイルの破損、またはデバイスのハードウェア情報の変更などが原因です。ハードウェア情報に変更がなかったかご確認ください。考えられる原因は以下のとおりです。

1:以前は同じデバイスを正常に使用していましたが、突然エラー -29が報告され場合、CPU、有線および無線ネットワークカード、Bluetooth、4Gネットワークカードなど、デバイスのハードウェア情報(必ずしもハードウェアの交換とは限らない) が変更され、結果的に SDK により読み出されるデバイスハードウェアの一意な識別コードである UUID が変更されたケースです。本エラーはUUIDが一致しない場合に発生します。[注意: 詳細については、本FAQ「Q1. JCV顔認証SDKのライセンス認証方法について」をご参照ください。

2:新しいデバイスを導入した際、初回使用時にエラーコード -29が報告された場合は、現在利用しているデバイスにアクティベーションコードファイルがあり、そのファイルは他のデバイスからコピーされたものであるか、ファイルに設定されたUUIDが別のデバイスのものであるケースです。

Q8. エラー toExternalResult: sdk failed, result -196608

エラーコード -196608 はネットワークエラーを示します。

ネットワークが弱い環境にデバイスがないか検証するか、またはデバイスがプロキシモードに設定されていないかテストします。オンラインアクティベーションファイルを介したライセンス認証モデルでは、初回にデバイスをアクティブ化する際に、インターネットに接続されている必要があります。アクティブ化された後は、デバイスがインターネットに接続されている必要はありません。

Q9. マルチスレッド呼び出しをサポートしていますか。

現在のsdkバージョンでは、同一のxxxDetectorやxxxTrackerの違うスレッドでの呼び出しはサポートされておらず、マルチスレッドで複数回呼び出す必要がある場合には、スレッドごとに1つのオブジェクトを個別に利用してください。

Last updated