外部システムはSenseLinkのサブスクリプションサービスを利用することで、SenseLinkのイベントをサブスクライブすることができます。SenseLinkはデバイスの認証とアラート(以下、「イベント」)をPOSTリクエスト(以下、「Push」)することができます。
イベントをサブスクライブする外部システムのAPIエンドポイントは、SenseLinkのWeb UIのナビゲーションメニュー [システム管理]→[Open Platform] 内の サブスクリプションサービスステータス欄、もしくは本マニュアル内のAPIで設定および更新することができます。
サブスクリプションサービス設定画面が表示されます。
イベント処理サーバーアドレスの欄に、連携する外部システムのサーバーアドレスを入力してください。http、httpsをサポートしています。https://またはhttps://から入力してください。
サブスクリプションイベントタイプ欄では、サブスクライブするイベントのタイプを選んでください。デバイスで認証が行われた際に認証レコードをPushで受け取るには認証レコードを、デバイスアラートが発生した場合にPushで受け取るにはデバイスアラートを選択してください。両方を選択することも可能です。
サブスクリプションを更新した際に、再保存時に認証レコードタイプ/デバイスアラートタイプが「未選定」の状態になる場合があります。その場合は、再設定してください。
設定が完了したら、保存ボタンをクリックしてください。Open Platform画面に戻ります。 サブスクリプションサービスステータスがNormalと表示されていれば、イベントがサブスクライブされています。
サブスクリプションサービスの設定を変更するにはサブスクリプションサービス欄の詳細ボタンをクリックしてください。
サブスクリプションサービスを停止するにはサブスクリプション停止ボタンをクリックしてください。サービスが停止され、外部システムにイベントがPushされなくなります。
サブスクリプションサービスの設定を修正するには、サブスクリプション更新ボタンをクリックしてください。設定内容を変更できます。変更内容を入力後、保存してください。
イベントのPush後、外部システムは100秒以内にレスポンスを返却するか、リターンコード200を返却する必要があります。
レスポンスが100秒以内に返却されない場合、またはリターンコードが200以外の場合はエラーとみなされ、SenseLinkはそのイベントを再Pushしません。その後SenseLinkは外部システムのサブスクリプションステータスを「異常」に変更し、エラーログとして保存されます。ただし、その後発生した新しいイベントのPushには影響はありません。
なお、レスポンスが100秒以内に返却された、かつリターンコードが200になった場合、サブスクリプションステータスは「正常」に戻ります。
Open Platform画面のサブスクリプションサービスステータス欄の詳細をクリックし、サブスクリプションサービスの設定画面にあるログボタンをクリックすると、最新のイベントPushの結果(以下、「ログ」)を確認することができます。
ログは最大100件まで保存され、100を越えると古いものから順に削除されます。各ログの詳細ボタンをクリックすると認証レコードページまたはデバイスアラートページに遷移し、イベントの詳細を確認することができます。 イベントタイプまたはステータスで、ログを検索することができます。リセットボタンをクリックすると検索による絞り込みがリセットされ、すべてのログが表示されます。
テストイベント送信ボタンをクリックすると、テストイベントを連携中の外部システムにPush することができます。 認証レコードとデバイスアラートが選択されている場合、または認証レコードのみが選択されている場合は認証レコードのテストイベントが送信されます。 デバイスアラートのみが選択されている場合、デバイスアラートのテストイベントが送信されます。
POST application/json
認証レコード :
デバイスアラート :
認証レコードデータの属性 :
group フィールドの説明
デバイスのアラートレコードのデータ属性 :
レスポンスのフィールド
概要
イベントのサブスクリプションを追加または更新します。
過去のバージョンを引き続きご利用いただくこともできます。詳細な手順については、過去のバージョンのマニュアルをご参照ください。
リクエストアドレスの例
https://HOST:PORT/api/v3/event/updateSub
リクエスト方法
POST application/json
リクエストパラメーター
認証パラメーター
通常のレスポンス
レスポンスのフィールド
エラーレスポンスのフィールド
概要
イベントのサブスクリプションを停止します。
リクエストアドレスの例
https://HOST:PORT/api/v3/event/stopSub
リクエスト方法
GET
認証パラメーター
通常のレスポンス
レスポンスのフィールド
エラーレスポンスのフィールド
概要
サブスクリプションの詳細を表示します。
リクエストアドレスの例
https://HOST:PORT/api/v3/event/viewSub
リクエスト方法
GET
認証パラメーター
通常のレスポンス
レスポンスのフィールド
dataフィールドの説明
エラーレスポンスのフィールド
概要
イベントのPushログを表示します。
サブスクリプションサービスが起動されなくても、該当するAPIを使って前に生成されたログを取得できます。
リクエストアドレスの例
https://HOST:PORT/api/v3/event/viewLog
リクエスト方法
GET
認証パラメーター
通常のレスポンス
レスポンスのフィールド
dataフィールドの説明
エラーレスポンスのフィールド
概要
テストイベントをPush送信します。
リクエストアドレスの例
https://HOST:PORT/api/v3/event/sendTest
リクエスト方法
GET
認証パラメーター
通常のレスポンス
レスポンスのフィールド
エラーレスポンスのフィールド
パラメーター名
型
必須
説明
messageId
string
Yes
イベントの固有の識別子
eventType
int
Yes
30000:認証レコード
30100:デバイスアラート
sendTime
long
Yes
イベント発生時刻(デバイス時間)
data
object
Yes
イベントの対象
パラメーター名
型
説明
id
int
レコード ID
userId
int
認証されたユーザーの ID
name
string
認証されたユーザーの名前
type
int
ユーザーの識別子タイプ
avatar
string
認証用顔写真
direction
int
デバイスのアクセス方向
verifyScore
float
認証スコア
receptionUserId
int
認証されたユーザーの応対者の ID
receptionUserName
string
認証されたユーザーの応対者の名前
groups
list<group>
認証されたユーザーのグループ情報
deviceName
string
デバイス名
sn
string
この認証レコードのデバイス LDID 番号をアップロードします
signDate
string
認証レコードの日付
signTime
timestamp
認証時間(秒)
signAvatar
string
認証時写真(サムネイル)
signBgAvatar
string
認証時写真(大)
mobile
string
認証されたユーザーの携帯電話番号
icNumber
string
認証されたユーザーのIC カード番号
idNumber
string
認証されたユーザーの ID 番号(利用できません)
jobNumber
string
認証されたユーザーの従業員ID
remark
string
特記事項
entryMode
int
認証モード
1:顔認証
2:QR コード
3:カード
4:顔認証とカード
5:ID カード
6:顔認証と ID カード
signTimeZone
string
認証レコードのタイムゾーン
docPhoto
string
ID 写真
latitude
double
緯度
longitude
double
経度
address
string
住所
location
string
デバイスの設置場所
abnormalType
int
認証レコードの異常のタイプ
0:なし
10001:IDカード不一致
10002:認証カード不一致
10003:認証コード不一致
20001:ビジターが有効期限外
20002:アクセス期限内ではない
30001:無効な ID カード
30002:無効な IC カード
30003:無効な QR コード
40001:異常な体温
50001:マスク着用なし
userIcNumber
userIdNumber
(利用できません)
bodyTemperature
float
体温
mask
int
マスク着用識別子
0:不明
1:着用なし
2:着用あり
パラメーター名
型
説明
id
long
グループID
name
string
グループ名
type
int
グループタイプ
1:従業員グループ
2:ビジターグループ
5:拒否リストグループ
パラメーター名
型
説明
id
long
アラートレコードのID
traceId
string
アラートのシリアル番号。デバイスによって生成されるアラート固有の識別番号です。
code
int
アラートのタイプ
10001:デバイスの盗難アラート
10002:ドア・ゲート強制突破アラート
10003:ドアセンサータイムアウト
10004:パスワードクラッキング
10005 :(サポートされないアラートです。現在利用できません)
10006:サーモグラフィカメラ接続異常
20001:カメラの汚れ
20002:Non-Living アタック(非生体による認証)
20003:消防アラート
30001:デバイスオフラインアラート
40001:特徴量抽出エラー
alarmTime
string
アラート時間
level
int
アラートレベル。1:アラート、2:異常
deviceId
long
デバイスの ID
deviceSn
string
デバイスの LDID
deviceLocation
string
デバイスの設置場所
deviceName
string
デバイス名
resloveOption
int
アラートの解除オプション
0:解除不要
1:デバイスエンドでの解除のみをサポート
2:リモート解除のみをサポート
3:デバイスエンドまたはリモートでの解除
0:解除不要 10004:パスワードクラッキング
20002:Non-Living アタック(非生体による認証)
30001:デバイスオフラインアラート
1:デバイスエンドでの解除のみをサポート
10003:ドアセンサータイムアウト
20001:カメラの汚れ
10005 :(サポートされないアラートです。現在利用できません)
10006:サーモグラフィカメラ接続異常
3:デバイスエンドまたはリモートでの解除
10001:デバイスの盗難アラート
10002:ドア・ゲート強制突破アラート
20003:消防アラート
alarmPhoto
string
アラート写真
description
string
アラートの説明
releaseTime
string
アラートの解除時間
status
int
アラートのステータス
1:アラート作動中
2:解除中
3:解除済み
パラメーター名
型
必須
説明
code
int
Yes
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
Yes
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
No
リターンの説明
data
object
No
データ
パラメーター名
型
必須
説明
event_type_ids
list<int>
Yes
イベントタイプの ID
30000:認証レコード
30100:アラートPush
event_dest
string
Yes
イベントをサブスクライブする外部システムのサーバーアドレスを指定します。restful コールバックを利用し、http および https をサポートしています。 スタイルは、 http://ip:port/eventRcv または https://ip:port/eventRcv で、 最大 1,024 文字です。 外部システムのサーバーアドレスは指定された仕様に基づいて申請したパーティーから提供されます。外部システムのインターフェースの認証は必要ありません
空の値で登録しないでください
パラメーター名
型
必須
説明
app_key
string
Yes
Appキー
sign
string
Yes
シグネチャ。1.3.1 シグネチャ(sign)の計算の項を参照してください
timestamp
string
Yes
タイムスタンプ
パラメーター名
型
説明
code
int
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
リターンの説明
data
object
データ
code
メッセージ
説明
60001
openapi status error
OpenAPI 機能のステータスが利用可能であることを確認してください(「利用中」または「変更のレビュー待ち」)
パラメーター名
型
必須
説明
app_key
string
Yes
Appキー
sign
string
Yes
シグネチャ。1.3.1 シグネチャ(sign)の計算の項を参照してください
timestamp
string
Yes
タイムスタンプ
パラメーター名
型
説明
code
int
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
リターンの説明
data
object
データ
code
メッセージ
説明
60001
openapi status error
OpenAPI 機能のステータスが利用可能であることを確認してください(「利用中」または「変更のレビュー待ち」)
60002
not config event sub
サブスクリプションサービスが構成されていません
パラメーター名
型
必須
説明
app_key
string
Yes
Appキー
sign
string
Yes
シグネチャ。1.3.1 シグネチャ(sign)の計算の項を参照してください
timestamp
string
Yes
タイムスタンプ
パラメーター名
型
説明
code
int
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
リターンの説明
data
object
データ
パラメーター名
型
説明
event_type_ids
list<int>
イベントタイプの ID
30000:認証レコード
30100:アラートPush
event_dest
string
イベントをサブスクライブする外部システムのサーバーアドレス
sub_status
int
サブスクリプションサービスのステータス
0:構成されていません
1:正常
2:異常(最後のPushステータスに基づく)
コード
メッセージ
説明
60001
openapi status error
OpenAPI 機能のステータスが利用可能であることを確認してください(「利用中」または「変更のレビュー待ち」)
60002
not config event sub
サブスクリプションサービスが構成されていません
パラメーター名
型
必須
説明
app_key
string
Yes
Appキー
sign
string
Yes
シグネチャ。1.3.1 シグネチャ(sign)の計算の項を参照してください
timestamp
string
Yes
タイムスタンプ
パラメーター名
型
説明
code
int
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
リターンの説明
data
object
リターンデータです。イベントサブスクリプションの詳細です
パラメーター名
型
説明
push_time
string
Push時間
status
int
リターンステータス
200:成功
404:サーバー応答不可
500 : 内部例外
event_type_id
int
イベントタイプの ID
30000:認証レコード
30100:アラートPush
event_message
string
Pushメッセージ本体
コード
メッセージ
説明
60001
openapi status error
OpenAPI 機能のステータスが利用可能であることを確認してください(「利用中」または「変更のレビュー待ち」)
60002
not config event sub
サブスクリプションサービスが構成されていません
パラメーター名
型
必須
説明
app_key
string
Yes
Appキー
sign
string
Yes
シグネチャ。1.3.1 シグネチャ(sign)の計算の項を参照してください
timestamp
string
Yes
タイムスタンプ
パラメーター名
型
説明
code
int
リターンコード。200 は成功を示し、その他のコードは失敗を示します
message
string
リターン情報です。インターフェース実行情報を記録します。success は成功の情報を示し、その他は失敗を示します
desc
string
リターンの説明
data
object
リターンデータ
コード
メッセージ
説明
60001
openapi status error
OpenAPI 機能のステータスが利用可能であることを確認してください (「利用中」または「変更のレビュー待ち」)
60002
not config event sub
サブスクリプションサービスが構成されていません