SenseLink GE Enterpriseの運用中に必要な手順について記載されています。
本マニュアルでは、ビルディングアクセスソリューションおよびAI温度検知ソリューションの管理プラットフォームであるSenseLink GE Enterprise V2.2.0(以下SenseLink)の運用中に必要な各運用手順について記載しています。
本マニュアルはIT部門に所属するお客様、Linux、Kubernetes、Docker、クラウドなどの利用・運用経験があるお客様を対象にしています。
日付
改訂内容
2020/07/01
初版
2020/07/03
2.2節 コマンドにある不要なバックスラッシュを削除
2020/09/01
1.4節 SenseLinkサービス再起動を追加
2021/09/14
3.2節 データ保存ディレクトリの詳細説明を追加
SenseLink GE Enterprise をインストールした物理サーバ、または仮想サーバに対して、本ページでは「SenseLinkサーバ」と呼んでいます。
SenseLinkサーバをシャットダウンまたは再起動する前にSenseLinkサーバ内のDockerコンテナを停止します。
1.「端末/Terminal App」を立ち上げ、SenseLinkサーバーのイメージファイルを展開したディレクトリ内のpublicディレクトリに移動してください。
2. Dockerコンテナを停止します。以下のDockerコンテナ停止コマンドは以下です。
3. 次のコマンドを入力し、SenseLinkサーバのDockerコンテナの一覧を表示してください。
起動中、停止中すべてのコンテナの一覧が表示されます。以下のCONTAINER IDすべてのSTATUSがExitedになっていることを確認してください。
異なるサーバをシャットダウン・再起動しないように、対象サーバが本当に正しいのか必ず確認のうえ、作業するようにしてください。
サーバ本体の再起動は極力避けてください。必要な場合のみ、サービスを再起動するようにしてください。 もしサーバを再起動した場合は、必ずSenseLinikサービスも再起動してください。
SenseLinkが稼働しているサーバ(オンプレ/クラウドインスタンス)のシャットダウンや再起動に関しては、ご利用のサーバ環境に合ったコマンドをご参照・ご利用ください。
SenseLinkサービスを再起動する場合は以下のコマンドを利用してください。
同じディレクトリにrestart.shもありますが、一般ユーザー向けのサービス再起動はrestart_lightweight.shを実施してください。すべてのDockerサービスが起動されるまで時間を要しますので、しばらくお待ちください。
ライセンスのアクティベーション後にインスタンスを長期間停止後再起動するとUDIDが変更・ディアクティベートされ再度アクティベーションできなくなる可能性があります。 可能な限りインスタンスを停止しないようお願い申し上げます。 新しいUDIDのライセンスの再発行が必要な場合JCV製品提供窓口までご連絡ください。なお、ライセンスの再発行には数日頂戴する場合がございます。
新たなバージョンやパッチ(以下アップデートパッケージ)のリリース時、お客様にご利用いただいている環境をアップデートいただけます。
アップデートパッケージを任意のディレクトリへダウンロードし、解凍します。サーバーのTerminal(端末)を開き、root権限を取得してください。
アップデートパッケージに読込み、書込み及び実行する権限を付与してください。
※アップデートパッケージの保存ディレクトリおよびアップデートパッケージ名は、お客様の環境に合わせて変更してください。
カレントディレクトリをアップデートパッケージのディレクトリへ変更してください。
update.shを実行してください。
データ修正完了後、ユーザーマニュアル等をご参照いただきながらSenseLinkをご利用ください。
アップデート手順は以上です。SenseLink GE V1.10.1またはSenseLink GE V1.10.7からSenseLink GE Enterprise V2.2.0へアップデートを実施したお客様は、 をご参照いただきデータ修正を実施してください。