従業員の出退勤時間や勤務地のルールの設定、認証レコードを元に出退レコードや遅刻、早退などの勤怠管理について記載されています。
SensePass GE V1.2.1、SensePass GE V1.2.3では勤怠管理機能はサポートされません。
ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Rule」をクリックしてください。勤怠ルールの一覧が表示されます。
初期はDefault attendance groupという名前の勤怠ルールが登録されています。登録されたすべての従業員はデフォルトでDefault attendance groupの勤怠ルールが適用されます。
Default attendance groupの設定項目は修正することも可能です。
③「Add」をクリックすると勤怠ルール登録画面が表示されます。
登録項目とDefault attendance groupの設定値は以下です。
勤務エリアの管理を行います。勤務エリアはデバイスと連携することができ、従業員が顔認証を行なった際にそのデバイスに登録された勤務エリアが勤怠レコードに記録されます。勤務エリアが登録されないデバイスで顔認証を行なった場合、デバイスのLocation(設置場所)が勤務エリアとして記録されます。
(勤務エリアの活用例)
複数のビルに拠点を持つ企業が、各ビル内の複数のゲートに顔認証デバイスを設置する場合に活用できます。
同一ビル内のすべてのデバイスを共通の勤務エリア(例:[ビル名])として登録すれば、従業員がどのゲートで顔認証を行なったかに関わらず、出勤した[ビル名]を記録することができます。
ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Area」をクリックしてください。勤怠ルールの一覧が表示されます。
③「Add」をクリックして勤務エリア登録画面を表示します。
Attendance area欄に勤務エリア名を入力してください。半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号の1~50文字(半角換算)で登録可能です。
Location欄にはAttendance area欄と同値を登録してください。
Radium(m)の項目はサポートされない機能です。利用できません。値を変更しないでください。
Associated device欄で連携するデバイスを選択してください。
設定が完了したらSaveボタンをクリックしてください。 勤務エリア一覧に登録した勤務エリアが表示されます。
従業員の勤怠レコードを管理します。出退勤時間や、登録された勤怠ルールに基づく勤怠ステータスが管理されます。
ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Record」をクリックしてください。当日の勤怠レコードの一覧が表示されます。
Status(State、勤怠ステータス)は以下の種類があります。
指定した期間内の従業員別の勤怠一覧を管理します。
ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Statistics」をクリックしてください。デフォルトで30日前から当日までの従業員別の勤怠一覧が表示されます。 日付を変更すると勤怠一覧の数値が再計算され表示されます。
勤怠レコードを最大100,000件までExcelファイルにエクスポートすることができます。
ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Record」→③「Export」をクリックしてください。
「Excel file be encrypted, password is your current account.」(Excelファイルは保護されます。パスワードは現在ご利用中のアカウントです)というメッセージが表示されます。
Confirmボタンをクリックすると勤怠レコードが記載されたExcelファイルがご利用中のPCのダウンロードフォルダに保存されます。
ファイル名は attendance record_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_.xls です。[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]は勤怠レコード一覧検索で設定された開始日時と終了日時が指定されます。
ファイルを開く際にパスワードを求められます。パスワードはファイルエクスポート時にログイン中のアカウントです。
従業員別勤怠レコードをExcelファイルにエクスポートすることができます。 ナビゲーションメニューの①「Attendance Management」→②「Attendance Statistics」→③「Export」をクリックしてください。
「Excel file be encrypted, password is your current account.」(Excelファイルは保護されます。パスワードは現在ご利用中のアカウントです)というメッセージが表示されます。
Confirmボタンをクリックすると従業員別勤怠レコードが記載されたExcelファイルがご利用中のPCのダウンロードフォルダに保存されます。
ファイル名は attendance statistics_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]_.xls です。[YYYY]-[MM]-[DD] [HH]_[MM]-[SS]は従業員別勤怠レコード一覧検索で設定された開始日時と終了日時が指定されます。
ファイルを開く際にパスワードを求められます。パスワードはファイルエクスポート時にログイン中のアカウントです。
項目
概要
Default attendance group
設定値
Name
勤怠ルール名
半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号の1~30文字(半角換算)で登録可能
Default attendance group
Staff
勤怠ルールを適用する従業員または所属部署グループ(Department)の選択
他の勤怠ルールに登録されないすべての従業員
Frequency
顔認証頻度の選択
Monday to Friday, twice a day の場合、月曜日〜金曜日に1日2回の顔認証を行う場合に選択。1日3回以上顔認証を行なった場合、最後の顔認証時刻が退勤時間として記録されます。
勤怠ルールによる勤怠管理を行わない場合はNo attendanceを選択してください。
Monday to Friday, twice a day
Start time
勤怠管理上の日付変更時間の設定。
(例)Start timeが04:00:00に設定されている場合、5月1日の03:59:00に顔認証を実施すると4月30日の勤怠記録として記録されます。5月1日の04:01:00に顔認証を実施すると5月1日の勤怠記録として記録されます。
05:00:00
Working hour
規定の始業時間
09:00:00
End
規定の終業時間
18:00:00
Within [mm] mins is acceptable
始業時間または就業時間に対する顔認証時間の許容時間の設定。
(例)始業時間が09:00:00、許容時間が10分に設定されていた場合、従業員が09:10:59に顔認証を行なっても(出勤しても)遅刻とみなしません。09:11:00から遅刻とみなします。
10
Overtime rule - Work over
何時間以上勤務した場合に残業時間とみなすかを設定します。leave afterの設定とAND条件です。
Workday: 12.0
Holiday: 8.0
Overtime rule - leave after
何時以降に退勤した場合に残業時間とみなすかを設定します。Work overの設定とAND条件です。
Workday: 21:00:00
Holiday: 18:00:00
Special Working day
特別出勤日
土日で出勤を行い勤怠ルールを適用する場合に設定します。
日付と出勤日名(Remark)を設定します。出勤日名は半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号の1~45文字(半角換算)で登録可能。
なし
Holiday
祝日
勤怠ルールを適用しない祝日を設定します。
日付と祝日名(Remark)を設定します。出勤日名は半角英数字、全半角スペース、漢字、ひらがな、カタカナ、全半角記号の1~45文字(半角換算)で登録可能。
なし
項目
概要
Normal
通常勤務。勤怠ルール通りの場合。
Late Arrival
遅刻。始業時間が勤怠ルールより遅れた場合。
Early leave
早退。就業時間た勤怠ルールより早い場合。
Late Arrival and Early leave
遅刻および早退
Overtime (weekdays)
残業(勤務日)
Overtime (holiday)
残業(祝日)
Absence
欠勤。顔認証が行われなかった場合。
Missing attendance
打刻忘れ。一日に1度のみ顔認証が行われ、始業と終業の時間が記録できない場合。
外勤
登録された勤務エリア以外で顔認証を行なった場合