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SenseIDの製品アクティベーションについて記載しています。
SenseIDのGo-Workersサービスを使用するには、ライセンスファイルが必要です。ライセンスファイルのアクティベーションは、UDIDに紐づける形で実行されます。異なるサービスを使用する場合、対応するライセンスファイルも異なります。1つのSenseIDサーバーには、1〜3つのライセンスファイルに対応します。SenseIDを展開する前に、ライセンスファイルの名前を変更して、指定のディレクトリに配置する必要があります。
Go-Workers用のサーバーのみがライセンスを必要とします。 Ruby-Cloud-API用のサーバーにはライセンスは必要ありません。 以下の手順は、Go-Workers用のサーバーのみで実施してください。
SenseIDのライセンスファイルは、JCV製品窓口より提供されます。アクティベーションの詳細については、次の手順を参照してください。
SENSEID_FACE_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_face.lic
に変更
SENSEID_KESTREL_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_kestrel.lic
に変更
SENSEID_LIVENESS_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_liveness.lic
に変更
パッケージ名:1v1-private-cloud-v1.8.tgz
必ずLinux上でtgzファイルを解凍するようにしてください。Linux以外で解凍した場合、ソフトリンクの障害が発生し、プログラムの実行が失敗する可能性があります。
SenseIDのインストールパッケージの解凍先にある、ライセンスディレクトリへ移動します。
以下の命令を実施し、次の3つのフォルダーが表示されることを確認できます。
指定したディレクトリにライセンスファイルをコピーし、元のファイルを上書きします。
SenseIDのインストール中によく発生する問題について記載しています。
A1. まず、マシンで対応している命令セットを確認します。
cat /proc/cpuinfo
コマンドを実行します。
フラグを確認します。
AVXとAVX2の組み合わせが含まれていない場合、CPU命令セットがAVX命令セットをサポートしていないことを示します。
この場合、解決方法は2通りあります。
1) AVX 命令セットが含まれるマシンに変更します。
2) 現在のマシンで、強制的にSSE 命令セットが使用されるようにします。ただしサービスの性能は低下するため、処理スピードは半減します。
強制的にSSE命令セットを使用できるようにするには、go-workersのenvファイルを開き、FORCE_SET_SSE=false
をFORCE_SET_SSE=true
に変更します。変更後、保存してから、go-workers サービスを再起動します。
サービスを再起動する方法は以下のとおりです。
./stop/sh
を実行してから、./start.sh
を実行します。
./start.sh
を複数回実行するなど、展開中に開始コマンド (./start.sh
) が繰り返し呼び出される場合、またはポートが使用されている場合、ログを確認すると次のエラーが発生していました。go-workers または go-cloud-api を開始する際は、対応する ./start.sh
を一度だけ開始してください。
A2. 1) 下記のコマンドを実行します。
2) ./tool/supervisord -c config/supervisor.conf -d
に対応するプロセス番号を強制終了します。
A3. 弊社が提供する「プライベートクラウドパッケージ」には、デフォルトでライセンスが含まれていません。ライセンスの詳細な利用方法については、プライベートクラウドファイルのライセンスの使い方を参照してください。
1)panic: bad license: -1
ライセンスが壊れている(空のライセンスなど)ので、再度ライセンスファイルを差し替えてください。
2) panic: open fixture/license/senseid_ocr/senseid_ocr.lic: no such file or directory
ライセンスがインポートされていないので、指定したフォルダにライセンスファイルをインポートしてください。
3)panic: bad license: -16
udid mismatch
と表示され、ライセンスにバインドされているハードウェアの指紋と現在のデバイスのハードウェアの指紋が一致していません。デバイスのハードウェア情報が変更されていないことを確認してください。
デバイスのUUIDが変更されていることを確認したら、新しいライセンスを申請できる事業者に新しいUUIDを提供して、新しいライセンスを忘れずに交換してください。
4. 主にモデルファイルに関連したファイル形式が間違っていることを意味します。
例えばWindows用の解凍ソフトを使用して、「プライベートクラウドパッケージ」を解凍してサーバーにアップロードすると、モデルファイルの一部が破損する可能性があります。そのため、インストールパッケージをサーバに再アップロードし、コマンドラインで解凍することをお勧めします。
SenseIDのインストール方法について記載しています。
SenseIDを認証するための展開方法について、主にインストール、設定、重要なサービスの起動、また発生する可能性のある問題とその解決策について詳しく説明しています。
ライセンスファイルファイルを配置する為に、パッケージを解凍します。手順は3.3.1節をご参照ください。
解凍されたファイルのディレクトリへ移動し、現在のディレクトリにあるファイルを表示します。
構造は次のとおりです。
このサービスは主要なコンピューティングサービスであるため、できれば専用のサーバーリソースを割り当てるようにしてください。
Go-Workersを配置する前に、サーバーの物理CPUコア数を確認する必要があります。物理CPUコア情報を取得するコマンドは以下のとおりです。
Go-Workersディレクトリへ移動して.env
ファイルを開き、専用サーバーを利用する場合、HANDLERS
の値を先程確認した物理CPUコア数に設定してください。それ以外の場合は、コア数を指定してください。編集後、.env
ファイルを保存してください。
HANDLERS
には、サーバーの物理CPUコア数を超える値を設定することはできません。HANDLERS
値が大きいほど、サービスの同時実行数が高くなり、メモリとCPUの消費量が多くなります。
開始する前に、ライセンスが置き換え済であることを確認してください。
Go-Workersサービスを開始します。
この命令を実行する必要があるのは一度のみです。
なお、展開ディレクトリ内に停止スクリプトも用意されています。停止したい場合、以下の命令を実行してください。
サービスが正常に開始したかを確認するために、以下の命令でログを参照します。
tailコマンドの実行結果にポート番号50050のServer Listenが含まれていれば、サービスが正常に開始されたことを示します。
また、以下の命令でヘルスチェックを実施してください。
正常に展開された場合の実行結果の例は、以下のとおりです(これはサービスが正常に開始したことを示しています)。
以下のサービスのデプロイはDockerに依存しますので、ご自身でDockerをインストールしてください。
Ruby-Cloud-APIのイメージファイルを読み込みます。
実行結果は以下のとおりです。
Go-WorkersサーバーのIPアドレスを取得してください。
SenseIDインストールパッケージのルートフォルダにある.env
ファイルを開きます。
最終行の WORKER_IP
値を、Go-Workersサービスが展開されているサーバーの IP アドレスで設定します。
Go-Workersと同様に、サーバーの物理CPUコア数を設定します。
.env
ファイルを開き、専用サーバーを利用する場合、API_HANDLES
の値を先程確認した物理CPUコア数に設定してください。それ以外の場合は、コア数を指定してください。編集後、.env
ファイルを保存してください。
API_HANDLES
には、サーバーの物理CPUコア数を超える値を設定することはできません。API_HANDLES
値が大きいほど、サービスの同時実行数が高くなり、メモリとCPUの消費量が多くなります。
Ruby-Cloud-APIサービスを開始します。
結果は、以下のとおりです。
Dockerが起動していることを確認します。
結果は以下のとおりです。
ここまででサービスは展開されています。
以下の命令で、ヘルスチェックを実施してください。
正常に展開された場合、実行結果の例は以下のとおりです(サービスが正常に開始したことを示しています)。
SenseIDをインストールする手順について記載しています。
本マニュアルでは、JCV顔認証サービス「SenseID」のインストール方法について説明します。導入を成功させるために、導入作業を開始する前には、当マニュアルをよくお読みください。
当マニュアルは、主にIT部門に所属するお客様、Linux、Kubernetes、Docker、クラウドなどの利用・運用経験があるお客様を対象にしています。
本マニュアルで記載されているインストールのプロセスについては、次の図で詳細に説明します。
SenseIDのシステム動作環境について記載しています。
SenseIDの利用環境には、Ubuntu Server 18.04 LTSを推奨します。ハードウェア側では、クアッドコアまたはそれ以上のCPU、8GM以上のRAM、100GB以上のディスク容量を推奨します。なお、CPU命令セットにAVXが必要です。
この節に記載しているサービスはサーバー内部で動作するものです。安全に使用するためには安全なAPIメカニズム、認証メカニズム、通信、DNSをSenseID外部に実装することを強く推奨します。
Ruby-Cloud-APIとGo-Workersを別々の専用サーバーを利用することを推奨します。
Ruby-Cloud-API
クライアントから呼び出される主要なインターフェースを含む、HTTP サービス。
サービスポート:3000
Go-Workers
バックエンドのコンピューティングサービス。主にアルゴリズムをカプセル化してあり、Ruby-Cloud-APIに対してHTTP形式で提供されます。
サービスポート:50050
SenseIDのライセンス発行に必要なUDIDについて記載しています。
UDIDは、サーバーのハードウエア情報から算出したサーバーの識別コードです。SenseIDのアクティベーションは、UDIDに紐づける形で実行されます。SenseIDの認証を申請する前にUDID取得ツールをダウンロードし、指示に従ってUDIDを取得してください。
Go-Workers用のサーバーのみがライセンスを必要とします。 Ruby-Cloud-API用のサーバーにはライセンスは必要ありません。 以下の手順は、Go-Workers用のサーバーのみで実施してください。
デプロイターゲットのサーバーの UDIDを取得します。
UDID取得ツールのファイル名称は、SenseIDPrivateCloud-UDIDGetter-V4.1.0.zip
です。
UDID取得ツールをサーバーに配置・解凍してください。
必ずLinux上でZIPファイルを解凍するようにしてください。Linux以外で解凍した場合、ソフトリンクの障害が発生し、プログラムの実行が失敗する可能性があります。
解凍したディレクトリへ移動し、UDIDGetter.sh
を実行してください。
出力されたUDID.txt
ファイル、およびお客様の契約番号を、JCV製品提供窓口である、宛にご連絡ください。
日付
改訂内容
2021/08/20
V1.8.0の内容を反映
一部誤字脱字を修正
2021/03/08
初版
構成項目
構成要件
最小のOSカーネルバージョン
バージョン3.2.0以上
CPUモデル
x86_64
CPUコア数の要件
クアッドコア(4)以上
CPU命令セット
SSE、AVX、FMAのいずれか 互換性:SSE > AVX > FMA 動作速度:FMA > AVX > SSE
RAM要件
16GB以上
サポートされるOSと最小バージョン
Ubuntu Server (16.04 LTS)
ディスクスペース要件
100GB以上