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SenseIDのシステム動作環境について記載しています。
SenseIDの利用環境には、Ubuntu Server 18.04 LTSを推奨します。ハードウェア側では、クアッドコアまたはそれ以上のCPU、8GM以上のRAM、100GB以上のディスク容量を推奨します。なお、CPU命令セットにAVXが必要です。
この節に記載しているサービスはサーバー内部で動作するものです。安全に使用するためには安全なAPIメカニズム、認証メカニズム、通信、DNSをSenseID外部に実装することを強く推奨します。
Ruby-Cloud-APIとGo-Workersを別々の専用サーバーを利用することを推奨します。
Ruby-Cloud-API
クライアントから呼び出される主要なインターフェースを含む、HTTP サービス。
サービスポート:3000
Go-Workers
バックエンドのコンピューティングサービス。主にアルゴリズムをカプセル化してあり、Ruby-Cloud-APIに対してHTTP形式で提供されます。
サービスポート:50050
構成項目
構成要件
最小のOSカーネルバージョン
バージョン3.2.0以上
CPUモデル
x86_64
CPUコア数の要件
クアッドコア(4)以上
CPU命令セット
SSE、AVX、FMAのいずれか 互換性:SSE > AVX > FMA 動作速度:FMA > AVX > SSE
RAM要件
16GB以上
サポートされるOSと最小バージョン
Ubuntu Server (16.04 LTS)
ディスクスペース要件
100GB以上
SenseIDをインストールする手順について記載しています。
本マニュアルでは、JCV顔認証サービス「SenseID」のインストール方法について説明します。導入を成功させるために、導入作業を開始する前には、当マニュアルをよくお読みください。
当マニュアルは、主にIT部門に所属するお客様、Linux、Kubernetes、Docker、クラウドなどの利用・運用経験があるお客様を対象にしています。
本マニュアルで記載されているインストールのプロセスについては、次の図で詳細に説明します。
SenseIDのライセンス発行に必要なUDIDについて記載しています。
UDIDは、サーバーのハードウエア情報から算出したサーバーの識別コードです。SenseIDのアクティベーションは、UDIDに紐づける形で実行されます。SenseIDの認証を申請する前にUDID取得ツールをダウンロードし、指示に従ってUDIDを取得してください。
Go-Workers用のサーバーのみがライセンスを必要とします。 Ruby-Cloud-API用のサーバーにはライセンスは必要ありません。 以下の手順は、Go-Workers用のサーバーのみで実施してください。
デプロイターゲットのサーバーの UDIDを取得します。
UDID取得ツールのファイル名称は、SenseIDPrivateCloud-UDIDGetter-V4.1.0.zip
です。
UDID取得ツールをサーバーに配置・解凍してください。
必ずLinux上でZIPファイルを解凍するようにしてください。Linux以外で解凍した場合、ソフトリンクの障害が発生し、プログラムの実行が失敗する可能性があります。
解凍したディレクトリへ移動し、UDIDGetter.sh
を実行してください。
出力されたUDID.txt
ファイル、およびお客様の契約番号を、JCV製品提供窓口である、宛にご連絡ください。
SenseIDのAPI機能を使用する為の写真と動画暗号化方法について記載しています。
SenseIDの製品ライセンス更新について記載しています。
ライセンスファイルを更新するためには、指定のディレクトリに旧ライセンスファイルから新しいライセンスファイルを上書きして配置する必要があります。詳細はインストールマニュアルの3章 ライセンスファイルを配置をご参照ください。
上記の手順を実行後、サービスを再起動してくだい。
SenseIDのAPI機能を使用する為の入力写真と動画基準について記載しています。
写真のフォーマットは以下のいずれかであること。推奨フォーマットはJPG(JPEG)はです。 フォーマット:JPG(JPEG)、BMP、PNG、GIF、TIFF
写真の幅と高さは32ピクセル以上、かつ5,000px以下であること。推奨サイズは640✕480ピクセルです。
写真ファイルのサイズは5MB以下であること。サイズが大きいほど、処理性能に影響があります。100KBまで圧縮することを推奨します。
一般的な動画フォーマットをサポートしています。推奨フォーマットはmp4です。 対応フォーマット:mp4、avi、flv、wmv、mov、rm
動画の幅と高さは8ピクセル以上、かつ5,000px以下であること。推奨サイズは640✕480ピクセルです。
動画ファイルのサイズは16MB以下であること。サイズが大きいほど、処理性能に影響があります。約500KB〜1MB程度に圧縮することを推奨します。
SenseIDの製品アクティベーションについて記載しています。
SenseIDのGo-Workersサービスを使用するには、ライセンスファイルが必要です。ライセンスファイルのアクティベーションは、UDIDに紐づける形で実行されます。異なるサービスを使用する場合、対応するライセンスファイルも異なります。1つのSenseIDサーバーには、1〜3つのライセンスファイルに対応します。SenseIDを展開する前に、ライセンスファイルの名前を変更して、指定のディレクトリに配置する必要があります。
Go-Workers用のサーバーのみがライセンスを必要とします。 Ruby-Cloud-API用のサーバーにはライセンスは必要ありません。 以下の手順は、Go-Workers用のサーバーのみで実施してください。
SenseIDのライセンスファイルは、JCV製品窓口より提供されます。アクティベーションの詳細については、次の手順を参照してください。
SENSEID_FACE_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_face.lic
に変更
SENSEID_KESTREL_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_kestrel.lic
に変更
SENSEID_LIVENESS_xxx.lic
ファイルの名前を、senseid_liveness.lic
に変更
パッケージ名:1v1-private-cloud-v1.8.tgz
必ずLinux上でtgzファイルを解凍するようにしてください。Linux以外で解凍した場合、ソフトリンクの障害が発生し、プログラムの実行が失敗する可能性があります。
SenseIDのインストールパッケージの解凍先にある、ライセンスディレクトリへ移動します。
以下の命令を実施し、次の3つのフォルダーが表示されることを確認できます。
指定したディレクトリにライセンスファイルをコピーし、元のファイルを上書きします。
SenseIDの製品バージョンアップデートについて記載しています。
本マニュアルでは、SenseIDのV1.7.0からV1.8.0へのアップデートを例にして、アップデート手順を案内します。
事前準備として、V1.8.0のパッケージ1v1-private-cloud-v1.8.tgz
をV1.7.0がインストールした同じディレクトリに解凍・配置してください。
旧バージョンのフォルダーに移動し、Ruby-Cloud-APIサービスを停止します。
インストールマニュアルの4.2.1節 並行CPU数を調整、4.3.2節 Go-Workersサービスアドレスを設定、4.3.3節 並行CPU数を調整を参照し、CPU数とGo-Workersのアドレスを、旧バージョンと同様に新バージョンの設定ファイルで設定します。
新バージョンのディレクトリに移動し、イメージファイルを読み込みます。
新バージョンでのRuby-Cloud-APIサービスを開始します。
旧バージョンのフォルダーに移動し、Go-Workersサービスを停止します。
旧バージョンから、ライセンスファイルを新バージョンのGo-Workersの指定フォルダにコピーします。
V1.8.0からsenseid_kestrel.lic
が必要となります。予めUDID.txt
ファイル、およびお客様の契約番号を、JCV製品提供窓口(usercenter@japancv.jp)までご連絡ください。詳細はインストールマニュアルの2章 UDID取得をご参照ください。
senseid_kestrel.lic
を取得後、以下の命令で新バージョンの指定フォルダにコピーしてください。
新バージョンのフォルダーに移動し、Go-Workersサービスを開始します。
サービスが正常に開始したか確認します。
Ruby-Cloud-API
Go-Workers
JCV顔認証サービス「SenseID」をご利用いただき、ありがとうございます。
SenseIDは、使いやすいAI顔認証サービスを提供します。オンラインビジネスのセキュリティとコンプライアンスを確保するためのあらゆる種類のオンライン認証シナリオに対応できるよう作られており、写真品質チェックをはじめ、顔比較や生体検知などの機能を提供し、サーバーとエッジの組み合わせに基づくサービスとなっております。
SenseIDサーバー(プライベートクラウド)では、1v1(顔比較)と1vN(顔検索)の2つのモデルを提供しています。ここでは、各モデルでご利用いただくマニュアルを提供しています。なお、本マニュアルは「SenseID 1v1 V1.8.0」向けの内容です。他のモデルやバージョンの切り替えについては、画面左上をクリックして対象のモデルとバージョンを選択してください。
SenseID専用生体検知SDKのマニュアルはこちらからアクセスできます。
マニュアルは改訂される場合があります。詳細は各マニュアルの改訂履歴ページを参照してください。
SenseIDの運用中に必要な手順について記載しています。
本マニュアルでは、JCV顔認証サービスSenseIDの運用中に必要な各運用手順について記載しています。
当マニュアルはIT部門に所属するお客様、Linux、Kubernetes、Docker、クラウドなどの利用・運用経験があるお客様を対象にしています。
SenseIDのインストール方法について記載しています。
SenseIDを認証するための展開方法について、主にインストール、設定、重要なサービスの起動、また発生する可能性のある問題とその解決策について詳しく説明しています。
ライセンスファイルファイルを配置する為に、パッケージを解凍します。手順は3.3.1節をご参照ください。
解凍されたファイルのディレクトリへ移動し、現在のディレクトリにあるファイルを表示します。
構造は次のとおりです。
このサービスは主要なコンピューティングサービスであるため、できれば専用のサーバーリソースを割り当てるようにしてください。
Go-Workersを配置する前に、サーバーの物理CPUコア数を確認する必要があります。物理CPUコア情報を取得するコマンドは以下のとおりです。
Go-Workersディレクトリへ移動して.env
ファイルを開き、専用サーバーを利用する場合、HANDLERS
の値を先程確認した物理CPUコア数に設定してください。それ以外の場合は、コア数を指定してください。編集後、.env
ファイルを保存してください。
HANDLERS
には、サーバーの物理CPUコア数を超える値を設定することはできません。HANDLERS
値が大きいほど、サービスの同時実行数が高くなり、メモリとCPUの消費量が多くなります。
開始する前に、ライセンスが置き換え済であることを確認してください。
Go-Workersサービスを開始します。
この命令を実行する必要があるのは一度のみです。
なお、展開ディレクトリ内に停止スクリプトも用意されています。停止したい場合、以下の命令を実行してください。
サービスが正常に開始したかを確認するために、以下の命令でログを参照します。
tailコマンドの実行結果にポート番号50050のServer Listenが含まれていれば、サービスが正常に開始されたことを示します。
また、以下の命令でヘルスチェックを実施してください。
正常に展開された場合の実行結果の例は、以下のとおりです(これはサービスが正常に開始したことを示しています)。
以下のサービスのデプロイはDockerに依存しますので、ご自身でDockerをインストールしてください。
Ruby-Cloud-APIのイメージファイルを読み込みます。
実行結果は以下のとおりです。
Go-WorkersサーバーのIPアドレスを取得してください。
SenseIDインストールパッケージのルートフォルダにある.env
ファイルを開きます。
最終行の WORKER_IP
値を、Go-Workersサービスが展開されているサーバーの IP アドレスで設定します。
Go-Workersと同様に、サーバーの物理CPUコア数を設定します。
.env
ファイルを開き、専用サーバーを利用する場合、API_HANDLES
の値を先程確認した物理CPUコア数に設定してください。それ以外の場合は、コア数を指定してください。編集後、.env
ファイルを保存してください。
API_HANDLES
には、サーバーの物理CPUコア数を超える値を設定することはできません。API_HANDLES
値が大きいほど、サービスの同時実行数が高くなり、メモリとCPUの消費量が多くなります。
Ruby-Cloud-APIサービスを開始します。
結果は、以下のとおりです。
Dockerが起動していることを確認します。
結果は以下のとおりです。
ここまででサービスは展開されています。
以下の命令で、ヘルスチェックを実施してください。
正常に展開された場合、実行結果の例は以下のとおりです(サービスが正常に開始したことを示しています)。
SenseIDのAPI利用方法について記載されています。
本章では、必要に応じて参考にできるように、JCV顔認証サービスで提供されるすべてのAPIに関する手順について詳細に説明します。APIの説明には、機能の紹介、パラメーター、出力結果、エラーメッセージなどが含まれます。
インターフェースを介してアップロードされた2つの顔写真を比較して、2つの顔が同一人物のものかどうかを判断します。
写真の規格は、運用マニュアルの3章 写真と動画の規格をご参照ください。
POST
顔比較スコアのしきい値とエラー率との対応関係
推奨しきい値:0.7以上
SenseIDの運用中に発生するエラーコードについて記載しています。
SenseID 1v1のリリースノートをご確認いただけます。
SenseIDのインストール中によく発生する問題について記載しています。
A1. まず、マシンで対応している命令セットを確認します。
cat /proc/cpuinfo
コマンドを実行します。
フラグを確認します。
AVXとAVX2の組み合わせが含まれていない場合、CPU命令セットがAVX命令セットをサポートしていないことを示します。
この場合、解決方法は2通りあります。
1) AVX 命令セットが含まれるマシンに変更します。
2) 現在のマシンで、強制的にSSE 命令セットが使用されるようにします。ただしサービスの性能は低下するため、処理スピードは半減します。
強制的にSSE命令セットを使用できるようにするには、go-workersのenvファイルを開き、FORCE_SET_SSE=false
をFORCE_SET_SSE=true
に変更します。変更後、保存してから、go-workers サービスを再起動します。
サービスを再起動する方法は以下のとおりです。
./stop/sh
を実行してから、./start.sh
を実行します。
./start.sh
を複数回実行するなど、展開中に開始コマンド (./start.sh
) が繰り返し呼び出される場合、またはポートが使用されている場合、ログを確認すると次のエラーが発生していました。go-workers または go-cloud-api を開始する際は、対応する ./start.sh
を一度だけ開始してください。
A2. 1) 下記のコマンドを実行します。
2) ./tool/supervisord -c config/supervisor.conf -d
に対応するプロセス番号を強制終了します。
1)panic: bad license: -1
ライセンスが壊れている(空のライセンスなど)ので、再度ライセンスファイルを差し替えてください。
2) panic: open fixture/license/senseid_ocr/senseid_ocr.lic: no such file or directory
ライセンスがインポートされていないので、指定したフォルダにライセンスファイルをインポートしてください。
3)panic: bad license: -16
udid mismatch
と表示され、ライセンスにバインドされているハードウェアの指紋と現在のデバイスのハードウェアの指紋が一致していません。デバイスのハードウェア情報が変更されていないことを確認してください。
デバイスのUUIDが変更されていることを確認したら、新しいライセンスを申請できる事業者に新しいUUIDを提供して、新しいライセンスを忘れずに交換してください。
4. 主にモデルファイルに関連したファイル形式が間違っていることを意味します。
例えばWindows用の解凍ソフトを使用して、「プライベートクラウドパッケージ」を解凍してサーバーにアップロードすると、モデルファイルの一部が破損する可能性があります。そのため、インストールパッケージをサーバに再アップロードし、コマンドラインで解凍することをお勧めします。
比較対象の顔写真に複数の顔が含まれる場合、2つの写真に含まれる顔の各グループの類似度スコアを返します。
写真の規格は、のをご参照ください。
POST
例:
first_image_file に相当する図Aに2つの顔(a1、a2)が含まれていて、second_image_file に相当する図Bにも2つの顔(b1、b2)が含まれているとします。a1b1などの値は、図Aに含まれる顔a1と図Bに含まれる顔b1の比較スコアを表します。
顔比較スコアのしきい値とエラー率との対応関係
推奨しきい値:0.7以上
A3. 弊社が提供する「プライベートクラウドパッケージ」には、デフォルトでライセンスが含まれていません。ライセンスの詳細な利用方法については、を参照してください。
日付
改訂内容
2021/08/20
V1.8.0の内容を反映
一部誤字脱字を修正
2021/03/08
初版
フィールド
型
必須
説明
first_encrypted_image
string
Yes
暗号化された写真1。暗号化方法の参照: 個人データの暗号化
second_encrypted_image
string
Yes
暗号化された写真2。暗号化方法の参照: 個人データの暗号化
auto_rotate
boolean
No
デフォルト値はfalseで、写真が回転していないことを示します。値がtrueの場合、写真は自動的に回転されます
check_quality
boolean
No
デフォルト値はfalseで、画質テストは行われません。値がtrueの場合、画質のテストが行われます
フィールド
型
説明
code
int
システムレスポンスコード:1000
verification_score
float
顔比較スコア、範囲:0〜1 。値が大きいほど、2つの顔が同じ人物のものである確率が高くなります
request_id
string
リクエストのID
閾値
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
エラー率
1/10
1/100
1/1000
1/10,000
1/100,000
1/1,000,000
フィールド
型
説明
code
int
システムレスポンスコード
message
string
エラーメッセージ
request_id
string
リクエストのID
コード
フィールドの値
説明
1200
invalid argument
無効な入力パラメーター
2003
invalid image size
写真サイズ(幅と高さのピクセル数)が要件を満たしていません
2004
invalid content length
写真のファイルサイズが要件を満たしていません
2005
invalid image type or corrupted
写真タイプが要件を満たしていません
4000
detection failed
特徴の抽出に失敗しました。写真に顔が検出されませんでした
4004
face occlusion
顔は検出されていますが、目、鼻、口で部分的に見えなくなっています
ステータスコード
ステータスフィールド
400
BAD_REQUEST
404
NOT_FOUND
411
LENGTH_REQUIRED
413
PAYLOAD_TOO_LARGE
500
INTERNAL_ERROR
日付
改訂内容
2021/08/20
初版
日付
改訂内容
2021/08/20
1章 顔の比較と 2章 写真品質チェックシステムレスポンスコード2006を削除
1章 顔の比較と 2章 写真品質チェックシステムレスポンスコード2003と2004に説明文書を追加
1.4節と 3章 なりすまし防止発生しないliveness_status
をいくつ削除
2021/03/08
初版
error_code
値
説明
STID_OK
0
成功
STID_E_INVALID_ARG
-1
無効なパラメータです。 各入力パラメータの値が正しく指定されているかを確認してください。
STID_E_HANDLE
-2
Handleの作成に失敗しました。入力Handleが正しく提供されているかを確認してください。
STID_E_OUTOFMEMORY
-3
メモリ不足です。
STID_E_FAIL
-4
操作に失敗しました。 一般的な内部エラーです。
STID_E_INVALID_PIXEL_FORMAT
-6
その画像のピクセルはサポートされていません。 3章 写真と動画の規格を参照してください。
STID_E_FILE_NOT_FOUND
-7
リソースファイルが見つかりません(ライセンス、モデルなど)。 入力パスが正しいか確認してください。
STID_E_INVALID_FILE_FORMAT
-8
ファイル形式が正しくありません(主にモデルファイルに関連しています)。
STID_E_MODEL_FILE_EXPIRE
-9
モデルファイルの有効期限が切れています。
STID_E_INVALID_AUTH
-13
不正なライセンスファイルが見つかりました(提供された製品名がライセンスと一致していない場合など)、もしくはライセンスファイルがロードされていません。
STID_E_AUTH_EXPIRE
-15
SDKのライセンスファイルの有効期限が切れています。
STID_E_UDID_MISMATCH
-16
UDIDが一致しません。 ライセンスに発行されたハードウェアの指紋が、検出されたハードウェアの指紋と一致していません。
STID_E_VERSION_MISMATCH
-23
検出されたSDKのバージョンは、ライセンスファイルの発行された範囲内にありません。
STID_E_PLATFORM_NOTSUPPORTED
-24
サポートされていないプラットフォームが検出されました。 検出されたプラットフォームが、発行されたライセンスファイルの範囲を超えています。
STID_E_MODEL_UNZIP_FAILED
-25
モデルの解凍に失敗しました。 モデルファイルが破損していないか確認してください。
STID_E_SUBMODULE_NOT_FOUND
-26
サブモデルが存在しません。 正しいモデルファイルが使用されているか確認してください。
STID_E_CAPABILITY_NOTSUPPORTED
-2067857410
ライセンスの機能をサポートしていないインターフェースを使用しています。
STID_E_GET_UDID_FAIL
-2146304001
UDIDの取得に失敗しました。
STID_E_READ_MODEL_FILE_FAIL
-10
モデルファイルの読み取りに失敗しました。
STID_E_LOAD_LIBRARY_FAILED
-2065563655
ダイナミックライブラリのロードに失敗しました。
STID_E_ONLINE_ACTIVATE_PARENT_LICENSE_NOT_FOUND
-2145517553
親ライセンスが見つかりません。
STID_E_ONLINE_ACTIVATE_PARENT_LICENSE_TOO_MANY
-2145517552
認証ファイルの親証明書が多すぎます。 最大数は10です。
日付
バージョン
改訂内容
2021/08/20
V1.8.0
顔認証アルゴリズムを更新
エラーコードとAPIパラメータの説明を追加
暗号化キーのカスタマイズ化機能を追加
2021/03/08
V1.7.0
初版
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード:1000 |
passed | boolean | 生体認証に通過したかどうか |
liveness_score | float | サイレント生体認証のスコア(参考までに、結果はpassedフィールドを使用してください) |
liveness_status | string | サイレントライブネス検出のエラー状態を記述します。このフィールドは、return_status=trueの時に返されます |
verification_score | float | 顔照合スコア、おすすめのしきい値: > 0.7。このフィールドはpassed=trueの場合に返されます |
image_timestamp | float | 選出されたフレームのタイムスタンプを秒単位で表し、passed=true、return_image=trueの場合に返されます |
base64_image | string | 選出されたフレーム画像。passed=true、return_image=trueの場合は該当フィールドを返します |
base64_face_image | string | 選出された顔写真の切り抜き。passed=true、return_face_image=trueの場合に返されます |
request_id | string | リクエストのID |
ステータス | 説明 |
ok | サイレント生体認証は合格:動画の中の人は実在する |
hack | サイレント生体認証は不合格。理由:捏造した顔(例えば, ビデオで撮影された顔など) |
short_time | サイレント生体認証は不合格。理由:ビデオの持続時間は2s未満など |
閾値 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.8 | 0.9 |
エラー率 | 1/10 | 1/100 | 1/1000 | 1/10,000 | 1/100,000 | 1/1,000,000 |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード |
message | string | エラーメッセージ |
request_id | string | リクエストのID |
コード | フィールドの値 | 説明 |
1200 | invalid argument | 無効な入力パラメーター |
2003 | invalid image size | 画像サイズ(幅と高さのピクセル数)が要件を満たしていません |
2004 | invalid content length | 画像のファイルサイズが要件を満たしていません |
2005 | invalid image type or corrupted | 画像タイプが要件を満たしていません |
4000 | detection failed | 特徴の抽出に失敗しました。画像に顔が検出されませんでした |
4004 | face occlusion | 顔は検出されるが、目、鼻、口が部分的に見えません |
4007 | liveness silent check failed | サイレント生体認証に失敗しました |
ステータスコード | ステータスフィールド |
400 | BAD_REQUEST |
404 | NOT_FOUND |
411 | LENGTH_REQUIRED |
413 | PAYLOAD_TOO_LARGE |
500 | INTERNAL_ERROR |
閾値 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.8 | 0.9 |
エラー率 | 1/10 | 1/100 | 1/1000 | 1/10,000 | 1/100,000 | 1/1,000,000 |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード |
message | string | エラーメッセージ |
request_id | string | リクエストのID |
コード | フィールドの値 | 説明 |
1200 | invalid argument | 無効な入力パラメーター |
2003 | invalid image size | 画像サイズ(幅と高さのピクセル数)が要件を満たしていません |
2004 | invalid content length | 画像のファイルサイズが要件を満たしていません |
2005 | invalid image type or corrupted | 画像タイプが要件を満たしていません |
2007 | corrupted liveness data error | 生体検知ファイルが破損しています |
4000 | detection failed | 特徴の抽出に失敗しました。画像に顔が検出されませんでした |
4004 | face occlusion | 顔は検出されていますが、目、鼻、口が部分的に見えません |
ステータスコード | ステータスフィールド |
400 | BAD_REQUEST |
404 | NOT_FOUND |
411 | LENGTH_REQUIRED |
413 | PAYLOAD_TOO_LARGE |
500 | INTERNAL_ERROR |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード |
message | string | エラーメッセージ |
request_id | string | リクエストのID |
コード | フィールドの値 | 説明 |
1200 | invalid argument | 無効な入力パラメーター |
2003 | invalid image size | 写真サイズ(幅と高さのピクセル数)が要件を満たしていません |
2004 | invalid content length | 写真のファイルサイズが要件を満たしていません |
2005 | invalid image type | 写真タイプが要件を満たしていません |
4000 | detection failed | 特徴の抽出に失敗しました。写真に顔が検出されませんでした |
ステータスコード | ステータスフィールド |
400 | BAD_REQUEST |
404 | NOT_FOUND |
411 | LENGTH_REQUIRED |
413 | PAYLOAD_TOO_LARGE |
500 | INTERNAL_ERROR |
閾値 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.8 | 0.9 |
エラー率 | 1/10 | 1/100 | 1/1000 | 1/10,000 | 1/100,000 | 1/1,000,000 |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード |
message | string | エラーメッセージ |
request_id | string | リクエストのID |
| フィールドの値 | 説明 |
1200 | invalid argument | 無効な入力パラメーター |
2003 | invalid image size | 写真サイズ(幅と高さのピクセル数)が要件を満たしていません |
2004 | invalid content length | 写真のファイルサイズが要件を満たしていません |
2005 | invalid image type or corrupted | 写真タイプが要件を満たしていません |
4000 | detection failed | 特徴の抽出に失敗しました。写真に顔が検出されませんでした |
ステータスコード | ステータスフィールド |
400 | BAD_REQUEST |
404 | NOT_FOUND |
411 | LENGTH_REQUIRED |
413 | PAYLOAD_TOO_LARGE |
500 | INTERNAL_ERROR |
フィールド | 型 | 必須 | 説明 |
encrypted_video | string | Yes |
encrypted_image | string | Yes |
auto_rotate | boolean | No | デフォルト値はfalseで、画像が回転していないことを示します。値がtrueの場合、画像は自動的に回転されます |
check_quality | boolean | No | デフォルト値がfalseの場合は品質チェックを行わず、trueの場合は画像の品質チェックを行います |
return_image | boolean | No | 選出されたフレーム画像と選出されたフレーム画像のタイムスタンプを返すかどうかを指定します。 デフォルト値はfalseで、値がtrueかつ生体認証が通過した場合に |
return_face_image | boolean | No | 選出されたフレーム画像の顔のクロップを返すかどうかを指定します。 デフォルト値はfalseで、値がtrueかつ生体認証が通過した場合に |
return_status | boolean | No | エラーステータスの説明を返すかどうかを指定します。デフォルトはfalseで、 |
フィールド | 型 | 必須 | 説明 |
liveness_file | file | Yes | 生体検知SDKによる検出に成功した後に返された暗号化されたバイナリ・ストリーム・ファイル(例:protobufData)です。既に暗号化されているので、別途暗号化を必要としません |
encrypted_image | string | Yes |
auto_rotate | boolean | No | デフォルト値はfalseで、画像が回転していないことを示します。値がtrueの場合、画像は自動的に回転されます |
check_quality | boolean | No | デフォルト値がfalseの場合は品質チェックを行わず、trueの場合は画像の品質チェックを行います |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード:1000 |
verification_score | float | 顔照合スコア、値0〜1、値が高いほど同一人物である可能性が高いことを示します |
request_id | string | リクエストのID |
フィールド | 型 | 必須 | 説明 |
encrypted_image | string | Yes |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード:1000 |
faces | array | 写真に写っている各顔のクオリティについての情報 |
request_id | string | リクエストのID |
フィールド | 型 | 必須 | 説明 |
first_encrypted_image | string | Yes |
second_encrypted_image | string | Yes |
auto_rotate | boolean | No | デフォルト値はfalseで、写真が回転していないことを示します。値がtrueの場合、写真は自動的に回転されます |
フィールド | 型 | 説明 |
code | int | システムレスポンスコード:1000 |
scores | array | 写真の各グループの顔のスコアの比較。推奨しきい値:0.7〜0.8 |
face_rects | hash | 各写真の顔の顔枠 |
request_id | string | このリクエストのID |
サイレント生体検知のインターフェースです。
動画の規格は、運用マニュアルの3章 写真と動画の規格をご参照ください。
POST
ここでliveness_status
の結果は以下のようになります:
暗号化された動画。暗号化方法の参照:
暗号化された画像 。暗号化方法の参照:
暗号化された画像 。暗号化方法の参照:
暗号化された写真。暗号化方法の参照:
暗号化された写真1。暗号化方法の参照:
暗号化された写真2。暗号化方法の参照:
フィールド
型
必須
説明
encrypted_video
string
Yes
暗号化された動画。暗号化方法の参照: 個人データの暗号化
return_image
boolean
No
選出されたフレーム写真と選出されたフレーム写真のタイムスタンプを返すかどうかを指定します。デフォルト値はfalseで、値がtrueかつ生体認証が通過した場合にimage_timestamp
,base64_image
フィールドが返されます
return_face_image
boolean
No
選出されたフレーム写真の顔のクロップを返すかどうかを指定します。。 デフォルト値はfalseで、値がtrueかつ生体認証が通過した場合にbase64_face_image
フィールドは返されます
return_status
boolean
No
エラーステータスの説明を返すかどうかを指定します。デフォルトはfalseで、値がtrueの場合にのみliveness_status
フィールドは返されます
フィールド
型
説明
code
int
システムレスポンスコード:1000
passed
boolean
生体認証に通過したかどうか
liveness_score
float
サイレント生体認証のスコア(参考までに、結果はpassedフィールドを使用してください)
liveness_status
string
サイレントライブネス検出のエラー状態を記述します。このフィールドは、return_status=trueの時に返されます
image_timestamp
float
選出されたフレームのタイムスタンプを秒単位で表し、passed=true、return_image=trueの場合に返されます
base64_image
string
選出されたフレーム写真。passed=true、return_image=trueの場合は該当フィールドを返します
base64_face_image
string
選出された顔写真の切り抜き。passed=true、return_face_image=trueの場合に返されます
request_id
string
リクエストのID
ステータス
説明
ok
サイレント生体認証は合格:動画の中の人は実在する
hack
サイレント生体認証は不合格。理由:捏造した顔 (例えば, ビデオで撮影された顔)
short_time
サイレント生体認証は不合格。理由:顔を含めるビデオの持続時間は2s未満
フィールド
型
説明
code
int
システムレスポンスコード
message
string
エラーメッセージ
request_id
string
リクエストのID
コード
フィールドの値
説明
1200
invalid argument
無効な入力パラメーター
2008
invalid video error
無効な動画(ビデオの持続時間は2s未満)
4007
liveness silent check failed
サイレント生体認証に失敗
ステータスコード
ステータスフィールド
400
BAD_REQUEST
404
NOT_FOUND
411
LENGTH_REQUIRED
413
PAYLOAD_TOO_LARGE
500
INTERNAL_ERROR