付録1:インストールパッケージの作成

Mercury インストールファイルパッケージの作成は、デプロイメント前にすべてのファイルを準備するプロセスです。インストールのステップとは切り離されたステップです。テスト環境では、通常インストールパッケージはシードマシンで作成します。その後、インストールパッケージを顧客のサイトに移行して、設定とデプロイメントを行います。

インストールパッケージの作成プロセスは、以下の手順で行います。

  1. Diamond インストールパッケージを diamond ディレクトリにコピーします。

  2. Mercury 自動デプロイスクリプトを mercuryディレクトリにダウンロードします。

  3. Mercury で使用されるイメージファイルを Diamond インストールパッケージにインジェクトします。

  4. その他の最終工程を行います。

インストールパッケージを作成する際、ubuntu アカウントを使用して以下のコマンドを実行します。

############# run separately ############
##### Please ensure use ubuntu user. #####
sudo su - ubuntu

# Prepare build installer folder
sudo mkdir -p /data && sudo chown -R $(whoami):$(whoami) /data && cd /data

# Install docker
sudo apt install -y docker.io=17.12.1-0ubuntu1

# Add user to docker group
sudo usermod -a -G docker $(whoami)
sudo chown -R $(whoami):$(whoami) /home/$(whoami)/

############# run separately ############
##### Exit current session and re-login again so that to enable user group. #####
exit

通常、docker コマンドを実行するユーザは、docker パーミッショングループに追加する必要があります。設定を有効にするには、コンソールをログアウトして、再度ログインする必要があります。その後に、後続のインストールやデプロイメント手順を続行します。

cd /data

# Copy build-installer.sh to host and prepare installer package.
# vim build-installer.sh

# run build-installer with correct branch name
bash build-installer.sh [branch]

# package installer files into tarball and generate hash code
tarball_name=Mercury_v1.1.0_$(date +%Y-%m-%d_%H-%M-%S_%Z).tar
tar -cvf $tarball_name .
sha1sum $tarball_name

# when build installer on Diamond Host, DO REMOVE docker.io that installed within build-installer.sh since it will impact real diamond deployment.
sudo apt remove docker.io

最終更新