SenseIDのシステム動作環境について記載しています。
SenseIDの利用環境には、Ubuntu Server 18.04 LTSを推奨します。ハードウェア側では、クアッドコアまたはそれ以上のCPU、8GM以上のRAM、100GB以上のディスク容量を推奨します。なお、CPU命令セットにAVXが必要です。
この節に記載しているサービスはサーバー内部で動作するものです。安全に使用するためには安全なAPIメカニズム、認証メカニズム、通信、DNSをSenseID外部に実装することを強く推奨します。
Ruby-Cloud-APIとGo-Workersを別々の専用サーバーを利用することを推奨します。
Ruby-Cloud-API
クライアントから呼び出される主要なインターフェースを含む、HTTP サービス。
サービスポート:3000
Go-Workers
バックエンドのコンピューティングサービス。主にアルゴリズムをカプセル化してあり、Ruby-Cloud-APIに対してHTTP形式で提供されます。
サービスポート:50050
構成項目
構成要件
最小のOSカーネルバージョン
バージョン3.2.0以上
CPUモデル
x86_64
CPUコア数の要件
クアッドコア(4)以上
CPU命令セット
SSE、AVX、FMAのいずれか 互換性:SSE > AVX > FMA 動作速度:FMA > AVX > SSE
RAM要件
16GB以上
サポートされるOSと最小バージョン
Ubuntu Server (16.04 LTS)
ディスクスペース要件
100GB以上